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弱々しい笑顔。 ページ17

善逸side





何が起きたのか
自分でも分からなかった。





気がついたら全身が痛くて
なんか血も出てるみたいだった。








もう、俺死ぬのかな・・・
蜘蛛になっちゃうのかな・・・
ああ、もっとAと一緒にいたかった。










「・・・・・いつ、!おい!」






ああ・・・Aの声がする。
Aの音、落ち着くんだよなぁ・・・









「ぜ・・・いつ!善逸っ!!」


善「A・・・?
・・・怪我は、大丈夫?、」


「そんなこと気にするなっ!」


善「・・・俺、まも、れたかな、」


「守れたよっ、・・・お前は俺を守ったよ!」


善「そ、っか・・・よかっ、・・・た・・・」


「善逸っ・・・!!ちょっと待ってっ・・・!」


善「・・・、?」









Aは俺を抱きしめる。









「ちょっと痛むけど・・・我慢してくれ、」


善「っ・・・」←夢見心地









「血気術 完治の慈雨」


善「あ・・・痛くない・・・」


「すまない善逸。外傷は治してやれる。
でも毒は俺じゃ・・・」


善「ありがと・・・A」


「ど、どうしよう・・・このままじゃ・・・」









you side







善逸の外傷は何とか治癒できた。
でも解毒は出来ない・・・どうしたら・・・









なんで体の中は治せないんだよ・・・!
俺は目に見える傷は治せるのに
骨が折れていたり、ましてや毒なんて
治してやれないんだ。









善「・・・A、炭治郎たちを頼む」


「・・・え、」


善「・・・俺は大丈夫だから。
この山に・・・いるんだろ?十二鬼月・・・
もし炭治郎たちに何かあったら・・・
みんな悲しむから・・・」









そうだ・・・炭治郎たちを探さないと・・・
炭治郎、妹、伊之助は・・・無事だろうか。













「絶対に・・・死ぬなよ」


善「・・・うん、死なないよ」


「必ず、生きろっ、!」


善「約束だ、A・・・」









弱々しい善逸の笑顔を見た後
俺は小屋から飛び立った。









その後にやって来た人が
善逸を救ってくれた事を知るのは
もう少し後のこと。







親分と子分。→←善逸、覚醒。



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作者名:おさむらい | 作成日時:2020年10月19日 15時

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