世界ＶＳ俺【東京卍リベンジャーズ】 (ページ3)

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転生、３ページ3

暖かい…暗い…でも落ち着く…。
死んだらこんなに心地よかったんだ。もっと早く死んでればよかった。

地に足つかない浮遊感。空を飛んでるみたいだ。

『⁉』

痛い‼やめろ‼‼頭が割れる‼
何だ‼⁉何が起きてんだ⁉吸い込まれる…⁉ここから出るのか⁈嫌だ‼やめろ‼止まれ‼

『ぁぁああぁあああ‼』

「生まれましたよ‼元気な女の子(・・・)です‼」

「はぁっ…はぁっ…よかった…」

は？産まれた⁇何が？誰が？……俺が⁇
また…またあのクソみたいな生活をするのか⁇

やっと終わったのに…⁇

「Aっ…無事に産まれてきてくれてありがとう…」

A……俺の名前……また同じ名前…久しぶりに呼ばれた…。
この人が母さん…なのか⁇

「産まれたのか⁉」

父さん…なのか⁇

「頑張ったなぁ‼華江‼ありがとう‼本当にありがとう‼」

「雅紀さんもぉ…泣きすぎよ。パパが泣き虫なんて」

「今日くらいいいだろ‼A‼産まれてきてくれてれてありがとう‼」

この人達が…両親⁇
もしかして…今回は普通に暮らせるのか？

「それでは姫柊さん。後日検査をしますね。今日はゆっくり休んでください」

「はい」

今度こそ…俺は普通に生きられるのか…