第4話 ページ6
さて…リツカは中で何をしているのだろうか。
そろそろ呼ばれてもいい頃だと思っているのだが…。
……タタタタ ドンッ!ドッ!ドンッッ!
A「⁉な、なんだ?」
何かが全力で走ってきてぶつかってきた。しかも、複数。
⁇1「ごめんなさい!わざとじゃないの!」
⁇2「わたしたち今おかあさんを探してて…」
⁇3「美味しいホットケーキが食べられるって聞いたから走っちゃって…」
A「いや、いいんだ。少し驚いただけだしな。君たち、名前は?」
小さな女の子達に目線を合わせる。
するとかわいい鈴のなるような声で答えてくれた。
ナーサリー「私はキャスターのナーサリー・ライムっていうのよ♪」
ジャック「わたしたちはアサシン。ジャック・ザ・リッパー」
バニヤン「わたしはポール・バニヤンっていうの!バーサーカーなんだよ!お兄さんの名前は?」
ジャック「違うよバニヤン。この人はお姉さんだよ。」
ナーサリー、バニヤン「「えぇ⁉」」
何でわかったか聞いてみたら、
「ぶつかった時にお腹が暖かかったから」
らしい…。
A「オr…バレたからわたしでいっか。わたしはキャスター。
A・アルツィオーネというんだ。よろしく頼むよ。」
その後、色々と3人と話をしていたが、不意に
ナーサリー「貴女はどうして英霊になったの?」
と聞かれたので、自分の仕事を話した
すると、
ナーサリー「まぁ!なら私たちにも何か作ってくださる?」
って言われたのでもちろん快諾した。
A「どんなアクセサリーが良いんだ?ピアス…は、駄目か。ネックレスやブレスレット、ブロー
チなんてのもあるぞ。置物でもいい。」
適当に見本を見せたところ、3人ともブローチにすることになった。
A「動物か花か。若しくは魚か。好きなのを選んでくれ。」
バニヤン「パンケーキの形は作れるの?」
A「あぁ、良いぞ。2人はどうする?」
ナーサリー「私はお花がいいわ!マーガレットなんてどうかしら。ジャックは?」
ジャック「わたしたちもお花がいいな。スズランがいい。」
A「わかった。見てなよ。」
わたしが手の中で1つずつブローチを作っていくと
3人とも目を輝かせて「わぁ…!」とか「綺麗…!」とか言ってくれた。
ちょっと…いや大分嬉しかった。
………………………………
続きます
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アルっさん(プロフ) - フェニックスさん» 初コメありがとうございまぁぁす!うちのエミヤはママみが強いんですよ! (2018年11月19日 10時) (レス) id: e19e7f95da (このIDを非表示/違反報告)
フェニックス(プロフ) - エミヤ、オカン!!! (2018年11月17日 21時) (レス) id: 8e3aac7538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アルっさん | 作成日時:2018年9月21日 14時