陽光と硝子【FGO】【ガウェイン】 (ページ43)

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第36話ページ43

目を開けると、そこは鬱蒼とした森だった。

辛うじて日差しは入ってきているので、魔力光線の出力は問題ないだろう。
あれは最悪星明りでも撃てる。

辺りを見回していると、少し遠くに大きな手が見えた。
見覚えのある宝石が手のひらに浮かんでいる。

そして、こちらに猛スピードで迫ってきている。

A「リツカ、あれをひたすら狩ればいいのか？」

人間には見えない距離なので、
即席で作った双眼鏡を渡しながら聞く。

わたしが指をさした方向にそれを向けたリツカは

立香「そう、それ！全員戦闘準備！敵影300m程先に確認したよ！
高速で接近してるからもうすぐここに来る！」

そういうと皆一様に自分の獲物を構えた。

わたしもガラス玉を大量に錬成する。

来た。

始めにいつのまにか孔明によって作られていた罠に二体の手がかかった。
たちまち炎が燃え上がり二体は石を残して消滅した。

続いて賢王によって放たれた魔術が三体に直撃し、そのまま葬った。

そのあとも2人による連携が続いたが、
流石に数が多かったのかこちらに四体ほど迫ってきた。

なので、一体は錬成したガラス玉で殴った。
3発程で消えた。

ガウェインが二体同時に切り結び、消滅させる。

ジャンヌが旗を振るって体勢を崩し、剣で一突き。消滅。

クー・フーリンはリツカの護衛に徹していた。

このままのペースでひたすら敵を殲滅し、

孔明のスキルの助力もあってNPが溜まったので、

スキル［硝子の庭］を発動してから、宝具を展開。

A「これよりは我が領域なり。
ここは愛を、望みを、希望をかたどるための場所！
名も無き工房(ネームレス・プレシャス・アトリエ)！」

ふと、一瞬だけ、懐かしい香りがした気がした。

全員の宝具威力をあげたので、
あとは敵を木っ端微塵にするような宝具のオンパレード。

その後も戦いが続き

気づけば終わりの時間になっていた。

…………宝具を連発させられたのには流石に驚いた