企画【設定集-5】 (ページ5)

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【サンプルボイス】
一人称：わたし
二人称：キミ

「あ、キミもオトコノコだと思った？女子トイレに行くとびっくりされるんだよね」

「さっきのルンペン、小さじ一杯ってとこかな。紅茶に入れて混ぜたら溶けちゃうレベルのホラー」

「最初は喉を切るんだよ。血が詰まって声が出せなくなったら、野次馬が集まらなくて楽だからね。次に足、目を潰して──あぁそれで、最終的にはこのマスクができるんだけど」

「うそだよ。キミの反応いいね、ちょっとだけぞくっとしたかも」

「いくら汚いものでもいいよ、わたししか知らない魅力があるんだって、そう綺麗に錯覚させてくれるならね。恋だってそうでしょ？あれが美しい錯覚だとかよく言ったもんだよね」

「──っていうと、ほら、わたしのがらくた収集癖もちょっとは美化された気に……ならない？そっか、キミはキレイ好きだね」

「ねえ、キミが取り憑かれたらわたしが殺してもいい？ ……なんでって、気になるひとのことは深くまで知りたいよ。それこそ皮と骨の向こう側まで、ね？」

「んー。ルンペンは湿気が嫌いらしいけど、あいにくここには水がないね。ヒトの涙で大きな水たまりを作ったら逃げるのかなぁ……ちょっと全力で泣いてみてよ」

「ふふ、ふ、やっぱ泣かないで。わたしが笑顔になっちゃうからね」