企画【設定集-5】 (ページ25)

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├性格〜過去ページ25

性格:
　アンニュイで独特な雰囲気の持ち主ではあるが、フラットな性格。軽い、というより重すぎず、硬すぎす。親しみやすいくらいには適度に砕けている。
常に疲労気味。

　意図せず読めない雰囲気を出してしまっているが、人の懐に入るのは得意であり、また高い交渉力を持っている。スポットライト直下で活躍することはないものの、急なトラブルの中でも臨機応変に対応ができるため、その器用さを生かして他隊員への細かいフォローやサポート・ケアに回ることが多い。

　基本的に去る者は追わない主義であり、また「分かり合えないものは分かり合えない」「できないことはできない」と意外とあっさり線引きするタイプ。
　しかし、仕事となれば話は別である。他組織との交渉の場に同行すれば、相手から言質を取るまでその場から帰さない、という強気な姿勢も見せる。ある程度の熱意は持ちつつも、冷めた目で仕事に取り組むタイプである。

過去:
　教養のある夫妻の元、兄弟達と共に暖かい家庭で育つ。幼少から非常に頭が良く、病弱な家族のためひたむきに医者を志していた。一時的に看護訓練を受け、戦地でも看護婦たちの手伝いをしていた模様。

　しかし、戦争の激化に伴い医療人材が戦地に動員され、国内・民間の医療体制が手薄になっていた頃、現在患っている持病と同じ病で身内を亡くす。戦地で活躍していた彼女は死に目に立ち会うことも、自らの学びを家族に活かしてやることもできなかった。

　それでも、と目の前の負傷者を治すことで気を紛らわせようと医療従事を続けたが、追い打ちをかけるように自身も後天的に病を患っていることが発覚した。

　そして戦地から撤退した後も彼女はしばらく重傷者の看護を続けたのだが、夜はまるで人が変わったかのように遊び呆けるようになった。自暴自棄になっていた時期は過ぎたのか、すっかり遊び疲れてしまい、現在は落ち着いている。
　のちに6組織の設立を耳にし、安定した収入を得て年の離れた弟の面倒を見るために言ノ葉衆へと加入する。