８８話(tn side) ページ39
tn side
シッマを呼びに行く途中
Aに会った
申し訳ないけど…頼むかぁ…
tn「A、ちょっとええか？」
『えぇ…どうかしたの？』
シッマを呼んで来て欲しいと言えば
快く受け入れてくれる
理由を話せば少し苦い顔
別れ際に俺の顔を見て
少しムッとした顔をしていた
俺、なんかしたやろか…
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
シッマを呼んできてもらう
入ってきたシッマは目を泳がせていた
なんの話してたんや…
資料の事を言ってやれば
やめろと言わんばかりにこちらを見てくる
Aに、「言ってやってや」と言えば
『…コネシマ』
kn「…はい」
『ちゃんとやろう？終わらせたら前に言っていたゆっくり話す時間も出来るでしょう？』
よくもまぁ終わってないのに
そんな約束できたもんやな…
Aの言う事は聞くんか…
ならもうちょい早くそうすれば良かった…
コネシマが出ていったあと
思わず大きな溜息をついた
それを見てか彼女は言った
『…トントン…寝よう？』
ピタァァッと止まる思考
時間が止まったような感覚
少しして急速に動き出す脳
tn「……はっ？！」
いや、寝るって、どう……え…？
Aと…寝るん…か？そういう事か…？
頭が混乱する
顔が熱い。完全に真っ赤だと思う
『どうしたの？』
その声にAの顔を見た
tn「いや、寝ようって！え？まって…あ…」
俺の方を見てポカンとした顔をしているA
そこで理解する
勘違いかよ！！
tn「すまん…勘違いしたわ…」
『ｸｽｯ…凄く顔が真っ赤だったわよ』
あぁぁ恥ずかし！
これだから童貞は！アホか！
どんな思考しとんねん！
心の中で自分を責めながら
同時にやっぱ疲れとるんかな…と考える
Aにも休めと言われ
素直に寝ることにした
仕事は
大先生とグルさんのがある…あいつら…
手伝うことはない？と聞かれ
先程のコネシマが浮かぶ
大先生とグルさんにも効くだろうか
彼女に「二人にも頼む」と頼めば
また快く受け入れてくれた
『ちゃんと寝るのよ？』
そう言った彼女は
母親のような目をしていた
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斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます…！今はこちらは温め中ですけども、更新再開はさせますので暫しお待ちを〜(*^^*) (2020年1月12日 17時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - コメント失礼します〜このシリーズも、他のシリーズも全て面白いです♪これからも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉ (2020年1月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - ゆうりさん» 私もここまで続くと思ってませんでした…コメありがとうございます(*^^*) (2019年8月10日 21時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - こんなにたくさん書く気力が無い (2019年8月10日 20時) (レス) id: 82279f1e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年5月17日 21時
