８２話 ページ33
オスマンに手伝って貰い
クッキーの生地が出来上がった
os「おし、上出来やね。型とってこうか〜」
用意されたのは丸い型２つ
os「シンプルにこれでええやろ？じゃ、型抜いたら鉄板に並べてな？」
こうして順調にクッキーを作っていき
鉄板に並べ、オーブンに入れた
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
時刻は午後２時半
焼き上がるまで
少しの間、談笑タイムになった
os「Aはここに慣れたん？」
『えぇ、お陰様で。とても楽しいわ』
rbr「でもこんな男ばっかでむさ苦しいやろ？」
『そんな事ないわよ？ラル達も居るし、皆優しくて…なんだか申し訳ないわ』
rbr「何でや？」
os「またあれやろ？「私が攫ってって言ったのに〜」やろ？そんなん気にせんでええんやで〜こっちが勝手にやっとるんやから。なぁ？」
rbr「そうやで！ここは好意に甘えるんや」
『それが大人の常識っていうもの…？』
os「そうやで。貰ったもんは素直に貰うんや。断る方が失礼ってことやで」
『勉強になります…』
話が一段落し
用意された紅茶を飲む
因みに紅茶はジャスミンティー
オスマンが入れたお茶だった
ルヴェーネで飲んだものより美味しい
入れ方が上手んなんだろう
「あ、そういえば」とオスマンが口を開いた
os「Aはこの城の幹部やったら誰がタイプなん？」
その瞬間
オスマンの隣にいたロボロが紅茶を吹き出した
私も思わず紅茶を飲んでいた手が止まる
rbr「な、何聞いとんの？！オスマン！」
os「ロボロ…汚いわ…」
rbr「あ、あぁ…すまん……やなくて！なんてこと聞いてんねん！」
os「別にええやろ？女子トークに色恋沙汰は必要不可欠めう〜」
『…答えなきゃダメ？』
os「ダメやで？答えなかったら代わりに何かして貰わなあかんな〜」
…悩む
タイプって…きっと【好きな人】ってことよね？
でもそんな人…今までいる訳がないし…
正直言って分からない…
『……分からない…今まで考えたことなかったから…』
os「ピンッときた人でええんやで？」
キラキラした目で見てくるオスマン
ロボロはその隣で
先程まで顔の上にあげていた布を降ろし
顔を隠している
ピンッとくる人…最近毎日話してる人でいい？
それなら…
『……グルッペン…？』
os「えぇ…グルッペン？」
オスマンはすごく残念そうな顔をした
ロボロも顔は見えないがシュンとしていた
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斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます…！今はこちらは温め中ですけども、更新再開はさせますので暫しお待ちを〜(*^^*) (2020年1月12日 17時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - コメント失礼します〜このシリーズも、他のシリーズも全て面白いです♪これからも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉ (2020年1月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - ゆうりさん» 私もここまで続くと思ってませんでした…コメありがとうございます(*^^*) (2019年8月10日 21時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - こんなにたくさん書く気力が無い (2019年8月10日 20時) (レス) id: 82279f1e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年5月17日 21時
