６７話 ページ19
午前中はメイドとして
城内の部屋掃除をしたり
(と言ってもグルッペンさんと鬱さんと
暫く居ないオスマンさんの部屋だけだけれど)
洗濯をしたり
メイドさん達と１０時のお茶会で
交友を深めるなどをした
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
昼食は各自自由、とのこと
食材も使っていい、と言われているので
１人、キッチンでレシピを見ながら作る
昨日の夜と今日の朝だけだったけれど
メイドさん達に教えて貰ったかいがあり
包丁は普通に出来る
作っているのは炒飯というもの
ひとらんさんの母国、日本国のすぐ側の国
中国という所の料理だとか
炒めていると、とてもいい匂いがしてきた
するとキッチンに誰かが入ってきた
「腹減ったぁ…って、あ」
『シャオロンさん。こんにちわ』
やってきたのはシャオロンさん
鍛錬終わりなのか額に汗が浮かんでいる
sya「えっと…Aちゃんって呼んでええ？」
『はい』
…何故か緊張した面持ち
私…何かしたでしょうか
sya「ええ匂いすると思ったら料理してたんや…」
『食べますか？』
sya「え！ええの？！」
『少し多めに作りましたし、良かったらどうぞ。味の保証は出来ませんが…』
sya「食べる食べる！」
シャオロンさんの目はとてもキラキラしていた
…少し犬の尻尾が見えたようだった事は内緒
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お皿に盛り付けた炒飯を食堂の机に運び
「いただきます」をした
美味しかった
自分で作ったものに
そこまで言うのは恥ずかしいけれど
とても美味しい
sya「やっぱAの料理美味いわ…お嫁に欲しい…」
『ｸｽｯ…ありがとうございます』
sya「…へっ？！あっ、えっ、じょ、冗談やで？！あっ、あと…呼び捨てにしてもうた…すまん」
頬を赤くして慌てたように言う
思わず笑ってしまった
『良いですよ、どう呼ばれても構いませんから』
sya「ならAって呼ぶわ…！」
シャオロンさんは
黙々と炒飯を食べ進め
あっという間に無くなった
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
sya「ごちそうさまでした…めっちゃ美味かった」
『そんなに喜んでもらえるとは思いませんでした…嬉しいです』
sya「なぁ…また明日もなんか作ってくれへん？」
『良いですよ…！シャオロンさんの喜ぶ顔、また見たいですから』
sya「！…おん！よろしく！！」
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とても平和なAちゃんとシャオちゃん
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斬(プロフ) - しおりんさん» ありがとうございます…！今はこちらは温め中ですけども、更新再開はさせますので暫しお待ちを〜(*^^*) (2020年1月12日 17時) (
レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - コメント失礼します〜このシリーズも、他のシリーズも全て面白いです♪これからも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉ (2020年1月12日 15時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
斬(プロフ) - ゆうりさん» 私もここまで続くと思ってませんでした…コメありがとうございます(*^^*) (2019年8月10日 21時) (レス) id: 72381179a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり - こんなにたくさん書く気力が無い (2019年8月10日 20時) (レス) id: 82279f1e63 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：斬 x他1人 | 作成日時：2019年5月17日 21時
