【wrwrd】籠の中の少女【gr】 (ページ48)

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４７話ページ48

kn「隣ええか？」

『あ…はい、いいですよ』

os「あ、じゃあ僕も隣〜」

sya「おいコラ！お前ら何勝手に座っとるん！？」

zm「なら俺はコネシマの隣な？」

kn「え…うせやん…」

皆さんの会話を聞きながら
少し笑っていると
目の前にはロボロさんとエーミールさんと
ひとらんさんが座る

rbr「ほんま騒がしくてごめんなぁ」

em「Aさんが来て何時もより賑やかですね」

『そうなんですか？』

ht「皆、何時もよりテンションが上がってるよ…実際、俺達もね」

em「そうですね…」

彼らは大騒ぎしている方を見る

rbr「お前らもういい加減に食えや！」

ロボロさんのその一言で
取り敢えず席に着く

「いただきます」と言うと
皆で食べ始めた

「いただきます」とは
ひとらんさんの出身国【日本】で
食べる前にするらしく
食べ物の命に感謝を込めて言うという
素敵な言葉だった

メイドさんに聞くところによると
日本食を作る事が多いらしい
本当に皆さん日本がお好きなよう

kn「うまいなぁ！！」

『ほ、本当ですか？良かったです…』

os「いやぁ〜これからこんなご飯食べれるのは嬉しいなぁ…あ、今度お菓子作りとかやらへん？」

『教えて欲しいです…！』

rbr「俺も一緒にええ？」

os「女子同士の話に口挟むなや」

rbr「Aさん、俺もええ？」

『私はいいですけど…』

os「…ロボロ卑怯やぞ」

オスマンさんはロボロさんを睨んでいた
紙の隙間から見えるロボロさんの顔は
ニコニコしていた

…正直にほっとした
ちゃんと作ったのは初めてだったから
ラルさんとシエルさんが
教えてくれたおかげでもあるな…
皆さんが笑顔で「美味しい」と言ってくれる
それがとても嬉しかった

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

『ごちそうさまでした』

手を合わせ、丁寧にそう言った

オスマンさんとひとらんさん
ショッピさん以外の方々は
まだ食べている

…皆さん苦しそうな顔をしていらっしゃるけど
オスマンさんに気にするなと言われ
何も言えず

取り敢えず
医務室へ食事を届けることにした

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電車が止まって時間があるので
もうちょい書きます…