【wrwrd】籠の中の少女【gr】 (ページ4)

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３話ページ4

そうして
私は１週間、味気ない日常を過ごし
誕生日パーティー当日になった

いつも通り朝の６時半に起きる

そしていつも通り
７時にメイドさんがやってきた

ﾒｲﾄﾞ「ｺﾝｺﾝ))失礼します。朝食をお持ちしました」

『えぇ…ありがとう。ﾌｩ…今日ね』

ﾒｲﾄﾞ「えぇ！姫様、使いの者代表で言わせていただきます。誕生日と成人、おめでとうございます！」

『ありがとう。貴方達から言われるととても嬉しいわ』

ﾒｲﾄﾞ「今日はうーんと御粧ししましょう！そして王子様を見つけるんです！」

『何だか恥しいわ…』

ﾒｲﾄﾞ「何言ってるんですか…まぁ私も言い過ぎました…姫様だと御粧する要素がないくらいお綺麗でした…」

『口が上手ね』

ﾒｲﾄﾞ「真実を述べたまでです！…さ！本日は忙しいですよ！姫様のドレスや装飾を選ばなければ！」

『そんな意気込まなくていいのよ？それにそんな時間かけるような事じゃないし…夕方からでも間に合うと思うのだけれど…』

ﾒｲﾄﾞ「いいえ！！時間をかけて、姫様に一番似合うものを選ばないとです！それでは始めましょう！」

『はぁ…分かったわ』

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

その後は大変で
着せ替え人形の様にドレスを身につける

『それにしても…何十着、いえ、何百着あるのかしら』

ﾒｲﾄﾞ「1度も着ていないものもあると思いますよ？」

『お金が勿体無いわ…お父様達はドレスを買うよりも人々に使うという考えは浮かばないのかしら…』

ﾒｲﾄﾞ「そうですね…それは…私共には何とも言えません…」

『…ごめんなさい、私が力無いばかりに』

ﾒｲﾄﾞ「そんな！姫様はとても良くしてくださっています！私共は姫様がいらっしゃるから頑張れるのです。姫様は私共の希望ですよ」

『…そんな風に思ってくれていたのね。ありがとう。』

ﾒｲﾄﾞ「本当のことを言ったまでです。日々感謝です！」

そんな話をしていると

ｶﾞﾁｬｯ
女執事「失礼致します。姫様へ王様からプレゼントだそうで…」

そう言うと執事は大きなプレゼント箱を衣装部屋へ運んできた

『何かしら？…！！これ、ドレスじゃない…』

箱を開けると、
そこには真っ赤なドレスがあった

真っ赤であってもシンプルで大人っぽい
シックなドレスだった

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ごめんね…
3話が非表示になっててびっくった…