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Aを宿舎に呼んだ日から、
時間が合えばメンバーみんなとご飯を食べたり、
ちょこちょこ遊びにくるようになった。
でも、やっぱり落ち着くのはAの家だなぁ。
何も気にせずにイチャイチャできるし。
今みたいに、
Aが俺の肩に頭を乗せて手を握ってくれる。
「ヨンボクが今度買い物行こうって、」
Aが俺の肩に頭を乗せたりして
珍しく甘えてくるなぁ、と思えばコレだ。
『ダメ』
「え、」
『ダメ』
ヨンボクとAは仲良いにも程がある。
付き合っていたという過去もあるし。
「ダメかぁ」
『ダメ』
Aは“'分かった”とすんなり受け入れ、ヨンボクに返事をしている。
彼氏の目の前で堂々と…
Aの携帯を取りあげ机に置く。
『来週から忙しくなる』
「そっか、寂しくなるね」
『時間ができたら会いに来るから』
「待ってる。無理しないで」
と俺に顔を向けたAは唇を突き出し、キスをせがむ。
「っ、」
自然と上がる口角を隠すように、Aにキスをする。
片方の手はAに握られていて、ギュッと力が入る。
可愛い、
『誘ってる？』
Aにキスをしながら聞くと、
閉じていた目をあけ、とろんとした目で俺を見つめる。
「……誘ってる、」
そうAの声が耳に入り、理性が飛びかける。
ずるい、可愛すぎる。
Aを抱きしめ、そのまま抱っこしてベットに連れていく。
ベットに座るAは、
俺をベットに誘うように抱きしめそのままキスをする。
Aをベットに押し倒すと、
微笑んでいるAが目に入る。
余裕そうだな、
「っ、ん…っ、あ、」
激しいキスをすると、Aは可愛い声をだす。
『誘ったのは、Aだから』
「っん、…好き、……っ」
『っ、』
反則だな。
可愛いすぎる。
『俺も』
──────
「ヒョンジナ」
俺の腕の中にいるAは、俺を見て口を開く。
『ん？』
「アイドルって、可愛い子たくさんいるんだね」
『え？』
ん？急に？
アイドルなんて興味なかったくせに。
「なんで私を選んだの？」
『俺はAがこの世で1番可愛いと思ってるし、Aの性格も大好きだし、一緒にいてこんなに居心地がいいのはAだけだよ』
「………へへ、ありがとう」
『心配しなくても俺はAにしか興味無い』
嫉妬してくれるのは可愛いし嬉しいけど、
俺はA以外の女を目に入れることもないよ。
『心配しないで』
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作者名：Kii123 | 作成日時：2023年3月29日 23時
