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「ご馳走様でした」
結局4人でご飯を食べ、Aは片付けをしようと立ち上がる。
『置いてていいよ』
Aが立ち上がったのをいいことに、
手を掴み自分のとこへ引っ張る。
「でも、」
『もう部屋行こ』
ハン『えーまだ話したいのに』
『ダメ』
Felix『ケチ』
リノ『ケチ〜』
後ろで文句を言ってる3人を無視して、自分の部屋に向かって歩く。
「ご馳走様です、楽しかったです」
そう俺に引っ張られながらも
お礼を言っているAに関心しながら部屋に連れ込んだ。
「わぁ、絵がたくさんだね」
部屋に入るや否や
たくさんの絵に目を輝かせているAだが、
俺はメンバーにでさえ、嫉妬してしまったらしい。
手を離すと絵の方に歩いていくAを
もう一度捕まえると、抱きしめる。
「っわ、」
『絵は後ででいいから』
“どうしたの？”と笑っているAは、
俺がどれだけ嫉妬しているか気づいていない。
ヨンボクは俺が目の前にいるにも関わらず
Aにボディタッチしていたし、
隣にいたリノヒョンだって、ずっとAの目を離すことなく会話していたし。
『連れてくるんじゃなかった』
「え？」
『Aが、可愛いから』
「何それ、」
Aから体を離し、キスをする。
メンバーがいるから何もされないとでも思ったのか、
Aは驚いた表情をみせて俺から離れようとする。
『何で逃げんの』
「え…いや皆いるから、」
『関係ない』
「でも、…っ」
離れられないように首に手を回し、もう片方の手はA
の腰に当て逃げないよう捕まえる。
「ん、ちょっ…と」
『声出すなよ』
「っえ、……っ、ん」
捕まえても逃げようとするAを、
ゆっくりベットに座らせる。
押し倒したいが、さすがに我慢。
座ったAは涙目で俺を見上げ見つめる。
なに？足りない？
「ん、…っ」
見上げるAにそのままキスをすると、
声を我慢しながら受け止めていて口角が上がる。
本当、可愛いな、Aって。
でも、
『終わり』
さすがに俺もこれ以上は我慢できない。
「っはぁ、……」
『えろい顔すんな』
「、してない」
顔を赤くして少し怒った表情をみせるAの
頬を優しくつねると、Aから離れる。
『飲み物持ってくる』
ハン『っわ、』
扉を開けると盗み聞きしていたのか、ハンが目の前で倒れる。
ハン『やべ、』
素早く逃げていくハンをみて、
やっぱりAを連れて来たことに後悔した。
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作者名：Kii123 | 作成日時：2023年3月29日 23時
