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42 (hj) ページ42

Felix『何でヒョンジンも来んの』


『行くだろ』


不満そうな顔で俺を睨むヨンボクと
Aが待っているお店まで一緒に行く。


Felix『俺は2人で話したかったのに』


『ダメ』


Felix『なんだよ。まだ付き合ってもないのに』


『なんだと。』

隣を歩くヨンボクを捕まえ、くすぐると
“やめろ”と笑って俺を離そうと必死になっている。




お店につき、個室に入る。


Felix『A』

「…ヨンボク、」


少し気まずそうなAは、
ぎこちなく笑い手を上げている。


隣に座ろうとするヨンボクを捕まえ、Aの隣に座る。


Felix『んだよ』


『ヨンボクはそっち』


「……ヒョンジン」

そう俺を睨むAを無視して、椅子に座る。

てか、なんで睨むんだよ。



「忙しいのにごめんね」


Felix『うん、大丈夫』


「……ヨンボガ、ごめんね」


Felix『……うん。いいんだよ』


そう謝るAは、申し訳なさそうに頭を下げる。

「怒っていいんだからね」


Felix『怒らないよ』


「ヨンボクの気持ちを利用して…本当にごめん」


Felix『大丈夫。俺はAが幸せになるなら、それでいいから』


はぁ。本当どこまで良い奴なんだヨンボク。

「ありがとう」


涙目になってるAは、ありがとうと呟く。

ヨンボクは立ち上がり、Aの所に行くと手を差し伸べている。
握手でもしたいのか?と見つめていると、
手を握ったAを自分の方へ引っ張り抱きしめている。


『おいっ』

すかさず2人を引き剥がす。


Felix『ハハ、最後のハグ〜』

「っ、ハハ」


笑顔で言うヨンボクにつられたのか、
Aも笑っている。


Felix『ヒョンジン、独占欲強いから気をつけてね』

と自分の席に戻るヨンボクは、
俺をチラチラみながら悪い顔をして言う。


『もうAに近づくなよ』


Felix『わ〜怖い』


「ヒョンジナ、やめてよ」


Aまでなんだよ。許さん。


Felix『Aいつでも戻ってきていいからな』


「え?、ハハ、うん」


うん!?だと!?


『A!』

「怒らないでよ」


冗談だと笑ってるAにムッとしつつも、
ヨンボクと仲直りできてホッとする。


その後みんなでお酒を飲みつつ、ご飯を食べた。


『なぁヨンボガ』


Felix『ん?』


『Aとどこまでやったの』


Felix『え?』

「え?」


Aは教えてくれないから。ヨンボクに聞くしかない。


Felix『秘密』

『……』


「ハハ、」

笑っている2人を睨み、お酒を飲み干した。

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作者名:Kii123 | 作成日時:2023年3月29日 23時

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