forgiveness

11 ページ11

週末、飲みに行くと言っていたヒョンジン。

終わったら寄るって言ってたけど、
もう時間は0時を超えた。

電話しても出ないし…


イエニも一緒の飲み会って言ってたな。
聞いてみようかな？

あれ以来連絡してないから、少し気まずいけど…

『もしもし』

「イエナ、まだ飲んでる？」

『もうみんなとは、解散しましたよ』

「あ、そっかぁ。ヒョンジンも帰ってるよね？」

『……』

そう聞くと、何故か黙り込むイエニ。

「イエナ？」

『ヒョンも帰りました』

「そっか、ありがとう」

『ヌナ今日はヒョンから連絡来ないと思った方がいいですよ。もし待ってるのであれば』

「え？」

『じゃあまた』
そう言いすぐに電話を切られる。


どういう意味だろう？
かなり、酔っ払ってたってことかな？


もう一度ヒョンジンに電話をかけるも、でない。

一応来るかもしれないし、家の鍵開けて寝よう。

その後、ベットに入るとすぐに寝てしまっていた。





──────

朝、目を覚ますとヒョンジンは家に来ていなかった。


『酔っ払って帰って寝てた、ごめん』と
ヒョンジンからのメッセージを確認すると、
大丈夫だよと一言返し、体を起こした。


〜♪

コーヒーをいれていると、携帯が鳴り電話にでる。

「もしもし？」

電話はヒョンジンからだった。

『おはよ。昨日はごめん』

「うん。大丈夫」

『今日久しぶりに外でデートする？』

「いいねっしたい」

『準備してて。迎え行く』

「分かった待ってるね」

『はーい』


電話を切り、思わず顔がにやけてしまう。

本当に久しぶりに外でデートする。
ご飯を食べに外にでることはあっても、
1日中外で遊ぶのはいつぶりだろう。


約束を破ることが多いヒョンジンだけど、
その後ちゃんと埋め合わせをしてくれるし、私の機嫌をちゃんと取ってくれる。

これに関しては私が単純なだけかもしれないけど。


私はコーヒーを飲みながら、ゆっくり準備を始めた。

12 (hj)→←10 (in)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す