how to forget you (ページ33)

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打ち上げに参加することになり、
先にリノ、チャンビンの3人でお店へと来ていた。

リノ『チャニ、彼女とくるみたいで遅れてる』

チャンビン『先飲もう。飯も』
とお腹が減っているのか先に飲み物とご飯を少し頼んだ。

リノ『Aって、ヒョンジンとどういう関係？』

そう聞かれ何て答えていいか分からず黙る。
付き合ってること、もう言っちゃっていいのかな？
ヒョンジンに確認してから言ったほうがいいよね。

「秘密」

チャンビン『怪しっ』

とりあえず、言葉を濁して答える。

リノ『じゃあ、ヒョンジンが来て聞くか』
と悪い顔して答えるリノ。

「ハハ、それがいいかも」

それからは、世間話をしながらみんなを待った。

1時間ほどでヒョンジン達がお店にくると、
チャンビンの隣に座っている私の手を取り、
1番隅っこに追いやると、その隣にヒョンジンが座る。

それをみたチャンビンがからかっている。
片付けもヒョンジンが頑張ってたみたいで、つい私も笑ってしまう。

そうしていると、すぐにチャニが彼女を連れてお店に入ってきた。
2人が並んでいる姿をみても、もう何も思わない自分がいるのはヒョンジンのお陰でもある。

これで、全員が集まり、チャニが乾杯を言う。
お疲れ様と声をかけグラスをみんなに向けた。

そして、ワイワイとご飯を食べながらみんなと雑談する。

「そういえば、さっきリノからヒョンジンとどんな関係？って聞かれたよ」

そうみんなにバレないよう、隣にいるヒョンジンに小声で言う。

『なんて言ったの？』

「言っていいか分からなかったから、秘密って答えた」

『ハハ、そっか』

「言うか言わないか、ヒョンジンに任せるよ」

ハン『ヌナ〜！』

2人でコソコソしているのがバレたのか、ハンが大きい声で私を呼ぶ。
その大きい声のせいで、みんなの雑談が止まり視線がハンへの方へと向く。

「うん、なに？」

ハン『怪しいですよ2人』

「え？怪しいって、なにが」

ハン『雰囲気が。まるで付き合ってるみたい』

そう言うと何故か静まり返る。

チャンビン『さっきは、どんな関係か聞いた時、秘密って言ってたけど、』

なぁ？とリノのことを見て言うチャンビン。

リノ『ああ、秘密って言ってたな。で、どうなの？』

『実は俺ら、付き合うことになったんです』

何も言えずに黙っていると
ヒョンジンが私の手を握り、みんなに言った。