Doll 19 ページ20
佐久間「刺さないよ?手を貸しに来たの。」
目を開けると手を差し伸べ優しく笑う彼。
いつもの大介だ会いたかった大介だ、涙が止まらなかった。
「大介、会いたかったっ、すごく怖かった、心配したっ。」
たくさんないた。
大介も私のこと優しくしてくれた。
しばらくして私が落ち着くと、大介はめめを抱き上げ
佐久間は「ねぇ、ちょっと来て欲しいところがあるんだ。」
そう言って私をとあるコンテナへ連れてきた。
コンテナを開くとそこには、沢山のチャック付きの死体。
お兄ちゃん、翔太くん、舘さん、康二くん、ラウちゃん、照、それにふっか。
全員がそこにいた。
内蔵だけ綺麗すっぽり別のとこに置かれ、そうして真ん中のベットに目目を寝かせると大介はメスを入れた。
目の前で怒っているのは殺人。
奇妙なキグルミ タヒ体 の犯人。
メンバーを殺した犯人。今ならさせるそばにあったナイフをもって、襲いかからなきゃ、。
でも怖かった。私もあんなふうになるのかなって思っちゃって。大介がチャックを抜い終わるその一瞬しか、私にはなかった。
大介を刺すことだけを集中した、そうして抜い終わってこちらを向いた瞬間、私は大介を刺した。心臓直撃で、でもそれを読んでいたかのように私の胸にはメスが刺さっている。
佐久間「Aだけは一緒にずっと生きてようと思ったのにね、、、。でも、これで、一緒に死ねるね。死んでからも、一緒だよ?」
こんなに狂った大介をみて、怖いよりちゃんと愛してあげたかったと思った私も狂ってるのかもしれない。
「死んでからも一緒、今日まで、バラバラだった分、2人でずっと、いっしょ、、だよ、、、?」
2人はそこで果てた。
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momo(プロフ) - 予想外すぎました…まさか、さっくんが…しかもめめまで… (2020年9月6日 18時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
虹瀬 もなこ(プロフ) - momoさん» ありがとうございます。物語の簡潔に向かってくうちにそれが分かります!ぜひ楽しみにしててください!少なくても週一更新にしていく予定なので、最後まで付き添ってくださればと思います! (2020年7月27日 20時) (レス) id: cb281327b1 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - 阿部ちゃんがどこに消えてしまったのか…お話の更新楽しみにしています!頑張ってください! (2020年7月27日 20時) (レス) id: a0b82fa00b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹瀬 もなこ | 作成日時:2020年7月19日 20時