＊彰吾兄がいないとやだ 2 ページ35
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医者『ストレスや疲労が主な原因ですね
高校での新しい環境に慣れてないのでしょう
念の為今日は入院して明日異常がなければ
そのまま退院で大丈夫です』
隆二『そうですか....ありがとうございます』
学校から慌てて駆けつけてきたお父さんは
倒れてしまうんじゃないかってくらい、
息をきらして顔色も真っ青になっていた
海青『彰吾お兄ちゃん大丈夫なの....?』
隆二『うん^^
今日は1日病院に泊まって明日に帰って
これるって』
海青『入院.......
彰吾お兄ちゃんのとこに行きたい......』
誰に聞いたかはわからないけど友達の家へ
遊びに行っていた海青は
友達のお母さんに車で送ってもらい、1人で
病院へと来ていた
不安そうな表情の海青の手を握って
病室へと向かうと点滴に繋がれた彰吾がいて
正直、目を背けたかった
海青『彰吾お兄ちゃん......?』
彰吾『........』
海青『彰吾お兄ちゃん』
『(もしあの時....私が気づけてたら......)』
.
.
彰吾『かい.....せ?』
海青『彰吾お兄ちゃん！』
目が覚めたばかりで意識がぼんやりと
しているのか、
虚ろな目で海青を見つめていた
海青『彰吾お兄ちゃんが....ﾋｯｸﾞ
もう、ｸﾞｽｯ....起きひんかって....』
彰吾『何があったのかぼんやりとしか
覚えてないけど......
海青を置いてったりするわけないでしょ』
海青『ﾋｸﾞｯ....ｸﾞｽｸﾞｽｯ........』
彰吾『......』
彰吾は海青を見て少し悩む様な表情を見せた
その後来た翔平も海青と同様彰吾と離れたく
ないってダダをこね始める
彰吾『お父さん本当に1日入院
しないとだめ....?』
隆二『どうして?』
彰吾『なんか帰らなきゃいけないって
思っちゃうんだ
もしかしたらそれは、俺が寂しいって
思ってるからなのかもしれないけど.....』
泣きながら彰吾に泣きながらすがりついて
離れようとしない翔平と海青
お父さんはそっと彰吾のベッドの側に椅子を
引き寄せて座ると彰吾の頭をそっとなでた
隆二『あまり強い言い方をしない
だって俺は彰吾の気持ち、よーくわかるから
でもな彰吾 ここで無理したら苦しむのは
間違いなく彰吾なんだ
俺は誰1人自分の子に苦しい思いをさせたり
したくないって思ってる』
彰吾『........』
隆二『大丈夫
2人もきっとわかってくれるから』
泣きやまない2人を抱っこして部屋を出た
力兄と陣兄
彰吾はまだどこか寂しげな目だった
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めぐ(プロフ) - リクエストいいですか？ お店でまこちが迷子になって家族みんなで探すのがいいです お願いします (2020年6月22日 18時) (
レス) id: c2da2ef051 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - めっちゃこの小説大好きで、早く作者さん帰って来てください！更新楽しみに待ってます！リクエストなんですけど、兄弟で王様ゲームをする話みたいです！ (2020年3月28日 11時) (レス) id: de14ecde23 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - とても面白くてはまりました。次の更新まってます！ (2020年1月2日 12時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
naniwa1006(プロフ) - とても面白いしかわいいとこがたくさんあってハマりました。 (2019年12月9日 1時) (レス) id: 2dffa8b4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - おかえりなさい！この作品すごく大好きなので楽しみに待ってます！ (2019年12月8日 21時) (レス) id: a4bb87b888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年12月16日 17時
