＊健太の大好きな○○ 3 ページ27
.
『皆珍しくたくさん食べてたね笑』
静香『餃子足りなくなるんじゃないかって
不安になったくらいだしね笑』
餃子パーティーが終わってお母さんと
洗い物を終わらせてリビングでくつろいでいた
時計を見ると気づけば9時を超えていて、
幼稚園組は眠って皆も部屋にいる時間
でも、今日は特別客がいるみたい
健太『お姉ちゃん』
『瑠唯達と部屋に戻ったんじゃないの?』
健太『うん.....』
はりきって疲れてしまったのか眠たげに
目をこすりながら近づいてくる健太
健太はお気に入りの毛布を引きずりながら
隙間を開けずに私の隣に座った
『健太ありがとう
今日健太がいたからすごく楽しい
餃子パーティーが出来たよ^^』
健太『健太、頑張った.....?』
『うん^^』
健太『じゃあ健太にご褒美頂戴......』
そう言って私の膝の上に頭を乗せる健太
目にかかっている前髪をそっとなでると、
嬉しそうに目を細めた
健太『健太ね、餃子は日本で1番大好きなの』
『知ってるよ?
健太餃子のことになると人が変わるから笑』
健太『....でもね、健太
お姉ちゃんは世界で1番大好きなの』
『私....?』
頭を置いて横向きになったまま私の顔を
見ないでうなずく健太
でも耳はほんのり赤くて、小さく笑うと
毛布を覆いかぶさり少しだけ顔をのぞかせた
健太『お姉ちゃんと過ごす時間1つひとつが
宝物だから
だからね、大好きなお姉ちゃんと大好きな
餃子を一緒に食べれて健太幸せだった』
『健太......』
そういえば今日力兄に....
"今日健太すごい張り切ってる笑
健太餃子大好きだもんね^^"
"うーん.....俺は理由がそれだけとはまったく
思わないけどな"
力兄のあの言葉はそんな意味があったんだね
健太『....お姉ちゃん?』
『っ、....ううん！何でもない^^』
健太は膝から頭を持ち上げるとゆっくり
寝転んで腕を伸ばす
まるで、腕枕を催促してるみたいに
健太『今日は健太が腕枕をするの』
『疲れるよ?』
健太『お姉ちゃんが一緒だからいい』
『じゃあお言葉に甘えて』
腕枕をしてもらうと自然と眠くなってきて
まぶたが少しずつ落ちていく
最後にはっきりと意識があったのは
私の頭をなでながら健太の、
健太『お姉ちゃん、大好き』
その言葉だった
そんなこと知ってるよ?だって私は.....
.
.
健太のお姉ちゃんなんだから
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1590人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めぐ(プロフ) - リクエストいいですか？ お店でまこちが迷子になって家族みんなで探すのがいいです お願いします (2020年6月22日 18時) (
レス) id: c2da2ef051 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - めっちゃこの小説大好きで、早く作者さん帰って来てください！更新楽しみに待ってます！リクエストなんですけど、兄弟で王様ゲームをする話みたいです！ (2020年3月28日 11時) (レス) id: de14ecde23 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - とても面白くてはまりました。次の更新まってます！ (2020年1月2日 12時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
naniwa1006(プロフ) - とても面白いしかわいいとこがたくさんあってハマりました。 (2019年12月9日 1時) (レス) id: 2dffa8b4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - おかえりなさい！この作品すごく大好きなので楽しみに待ってます！ (2019年12月8日 21時) (レス) id: a4bb87b888 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年12月16日 17時
