*登坂家考案!ドッキリ企画 3 ページ24
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力矢『こんなたちの悪いドッキリを仕掛けて
くるから、何を言ってくるか想像してたけど
....1つわかったのは涼太くんが本気でAを
思ってくれてること』
涼太『.......力矢くん
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気づいてたの.....?!』
その瞬間リビング内の空気が一気に
変わったのをその場にいた全員が感じた
力矢『臣先生の考えていることなんて
嫌っていうくらいわかるし、
今もそのスピーカー越しで聞いてるよね?』
....ということで登坂家登場
陣『翔平、昂秀』
平昂『( ˘•ω•˘ )ムスッ』
陣『お兄ちゃんが許す
行ってこい』
翔平『亜嵐お兄ちゃん達のバカーー!!』
昂秀『おねえちゃんはダメーーー!!』
私のところには健太,壱馬,樹,慎,龍太郎の
うまく甘えられない弟組が抱きついてくる
壱馬『お姉ちゃんは壱馬達のお姉ちゃん
やんな!?』
『うん*^^*』
慎『どこにもいかない....?』
『行かないよ笑』
しばらくすると翔平と昂秀にやられて
ヘトヘトになっている登坂家(涼太くん除き)
....まぁもちろんこの後萩花さんに怒られたのは
言うまでもないよね
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涼太side
僕は力矢くんに呼び出されて2階のバルコニー
に2人出ていた
力矢『ごめんね こんな寒い日に外に
連れ出したりして』
涼太『いや僕こそ騙したりして....
力矢くんがいて助かったよ^^
でも本当によく気づいたね?』
力矢『だてに長男やってないから笑』
年上だけど昔からの知り合いだから
自然とタメで話していて
本当にメンディーくんと同い年とは思えない
くらいしっかりしてる
力矢『.....あのとき言ったとおりさ涼太くんの
言葉に嘘はないと思う
まだ自覚がないだけで』
涼太『え.....?』
力矢『きっと涼太くんは俺らにはできないことを
Aにしてあげることができると思ってる』
力矢くんは小さく笑うと俺と向き合った
そらすことを許されない底が見えないくらい
吸い込まれそうな強い目に、
僕は話す言葉がなくなっていた
力矢『だけどもう少しだけ"誰かの"自分の
お姉ちゃんじゃなくて、
"自分達だけの"お姉ちゃんでいさえてほしい
大丈夫今は泣いてわがまま言うけどさ、
きっと笑顔で見送れる日がくるから』
そう言って笑った力矢くんの笑顔は
長男らしい頼りになる笑顔で、
僕も....あんなふうになりたいって
心の奥底から思った瞬間だった
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めぐ(プロフ) - リクエストいいですか? お店でまこちが迷子になって家族みんなで探すのがいいです お願いします (2020年6月22日 18時) (レス) id: c2da2ef051 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - めっちゃこの小説大好きで、早く作者さん帰って来てください!更新楽しみに待ってます!リクエストなんですけど、兄弟で王様ゲームをする話みたいです! (2020年3月28日 11時) (レス) id: de14ecde23 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(o´艸`)(プロフ) - とても面白くてはまりました。次の更新まってます! (2020年1月2日 12時) (レス) id: 7742aa0a22 (このIDを非表示/違反報告)
naniwa1006(プロフ) - とても面白いしかわいいとこがたくさんあってハマりました。 (2019年12月9日 1時) (レス) id: 2dffa8b4f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyuu - おかえりなさい!この作品すごく大好きなので楽しみに待ってます! (2019年12月8日 21時) (レス) id: a4bb87b888 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ch.08 | 作成日時:2017年12月16日 17時