16人の子供達！！ ツー！

＊しっかり者の翔吾 1 ページ36

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静香『Aごめんね


買物に行ってもらえる汗?』

『うん いいよ』


リビングにいるとお母さんに買物を頼まれ
玄関に向かおうとすると


翔吾『お姉ちゃん!!翔吾も行く!!』


階段を下りてきた翔吾


『え?でも重いよ?』

翔吾『平気やって！腕相撲でクラスの人に
負けたことないし

重いもんお姉ちゃんだけに持たされへんよ！』



翔吾はまだ小2です

本当にしっかりしすぎでしょ...笑



翔吾『お母さん...翔吾も行ってええ(;_;)?』

静香『お姉ちゃんに迷惑かけないって
約束できる?』

翔吾『できる！お姉ちゃん守る！』


そう言ってお母さんに小指を差し出す翔吾

そんな買物の付き添いだけなのに
指切りとは...大事になってる^^;




『『行ってきま〜す(!!)』』



外に出ると冷たい風が吹いていて
思わず身震いすると





ｷﾞｭｯ






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右手に掴まれた感触



翔吾『こうすれば寒くないって
陸兄が言ってた(^o^)』



なんて言ってなんとも無邪気な笑顔で笑う翔吾



『ほんとだ 暖かいね^^』

翔吾『(*^^*)ﾌﾍｯ』



小学生になってからなかなか手をつなぐ機会が
なくなって少し寂しく感じてたからか

翔吾の手がより暖かく感じた



肉屋『あらAちゃんこんにちは！』

『こんにちは^^』

肉屋『今日は翔吾くんと一緒^^?』

『はい^^』

翔吾『こんにちは*^^*』



商店街にあるよくお世話になっている
肉屋のご夫婦

この店で売られてるコロッケは兄弟皆大好き


肉屋『はい翔吾くん コロッケどうぞ！』

『いいんですか汗?』

肉屋『いいの！どうせ余っちゃうから笑

捨てちゃうのはもったいないしね笑』

翔吾『ありがとう！

翔吾ここのコロッケめちゃ好き*^^*』

『いつもありがとうございます^^』


肉屋のおばさんにお礼を言ってまた歩き出すと
やっぱり翔吾は手を繋いできた

さっきよりも強めの力で


翔吾『翔吾の手が冷たくなったから

もう少しだけ握っててええ?』

『いいよ^^』

翔吾『ありがとう*^^*』


翔吾は普段わがままを言わないけど
時々こうした甘えん坊な一面を見せる


まぁまだ小2だしそれが普通なんだろうけど...





(樹や慎みたいに溜めてなきゃいいけど...)




そうしているうちに目的地のスーパーに着いた



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