16人の子供達！！ ツー！

＊お姉ちゃんとっちゃダメ！ 4 ページ35

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『陸兄...?』

陸『なに?』

『ごめんね?』

陸『...俺には言ってくれないんだ

"必要だ"って』


後ろから抱きしめられてるから陸兄の顔は
はっきりとは見えないけど


今絶対に拗ねてるんだろうなって
そう思うと笑みが隠せなかった


『なんで陸兄こんなに甘えてくんの笑』

陸『だってAもいい年頃だし

いつ彼氏とか連れてくるかわかんないじゃん』



"Aを守るのは俺の役目"


そう言って抱きしめる力を強める陸兄
そんなふうに...思ってたんだ....



陣『A』

『...?』


真顔でいつもよりも低いトーンで話す陣兄

でも陸兄からそっと離れて近寄ると
またいつもの笑顔に戻ってでもこか寂しげに


陣『もう少しだけでええ

もう少しだけでええから...まだ妹でおってや
たとえ俺らよりも大切な人ができても』

『...っ



バカ兄...できるわけ...ないじゃん!!』

力矢『ほらさっさと泣き止め 泣き虫笑』

『力兄だけには言われたくない笑!!』

力矢『はぁ笑!?』

陸陣『笑笑笑』



すると今度は下から抱きしめられる感触

視線を下に下ろすと私の足に抱きついてる
ちびっ子ブラザーズ



慎『おにいちゃんたちばっかりずるい...』

壱馬『壱馬の方がお姉ちゃん好きやもん!!』



足元から聞こえるワーワーと騒ぐ声

それに加わる精神年齢ちびっ子ブラザーの陸兄



陸『いや待って！
順番で言えば俺が最初だから！


翔吾達はまだいける！
でも彼氏なんて出来たら俺100%無理だから！』

海青『彼氏なんて作らせへんし！！』

北人『北人のお姉ちゃん！！』


陸vs弟『『ワーワー!!』』



静香『Aを大切に思うのはわかるけどね』

力矢『大人気ねぇ奴笑』

陣『ほんまやわ笑』





一向に止まらない言い争い

でも間に挟まれてみるとうるさいけど...





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『ﾎﾞｿｯ ありがとう、皆』

拓磨『ﾎﾞｿｯ どういたしまして*^^*』

『(*´罒`*)』







うるさいけど、嬉しい


心配しなくてもお姉ちゃんも妹も
どこにもいかないから


だって私が離れられないもん




そう思ったのは...





『シーっね*^^*』

拓磨『(*´▽`*)ｳﾝ』








2人だけ←の秘密ということで笑



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