16人の子供達！！ ツー！

＊力兄の進路 1 ページ4

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普段から、





力矢『昂秀口の周りケチャップついてる笑』

昂秀『???』




長男として弟達をひっぱり
兄弟1のしっかり者と言ってもおかしくない力兄


(時々天然だすけど...)



まぁそういうことは置いといて
最近力兄の様子がおかしい


なんかボーッとすることが増えて
私達が呼んでも気づかない



家族皆...すごく心配してる




隆二『あれ力矢は?』

静香『1人で考えたいことがあるから
先に夕ご飯食べてって』

翔平『力兄なにかあったの...?』

静香『力矢なら大丈夫よ^^』




弟達はいつもと変わらない様子だったけど
私や陸兄達はなんとなく悟っていた


力兄は今高校3年生...



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"進路"について悩んでいるということに




Pllll...Pllll...Pllll....





静香『はい今市です』

馬場「LDH高等学校附属中学の進路指導をしてます
馬場ともうします


力矢くんの保護者様でよろしいですか?」

静香『はい』

馬場「実は今朝進路希望調査アンケートを
行ったんですが

力矢くんが空白で提出されたものですから...


力矢くんの今後のことなど
お話伺ってませんか?」

静香『私の方で力矢が今後どうするかは
話し合いましたが...

本当に白紙で提出したんですか?』

馬場「はい

もしかしたら学校側に話したくない理由も
あるかもしれませんのでお宅の方で
説得していただくことは可能でしょうか?」

静香『出来る範囲なら協力しますが...

あまり本人を追いつめるようなこと
したくないですから』

馬場「ありがとうございます

突然申し訳ありません」

静香『いえ...失礼します』




受話器を置いて食卓に戻ってきたお母さんの
表情には困惑が隠せなかった



隆二『どうしたの?』

静香『進路指導の先生から...


力矢が進路希望調査アンケートを
白紙で提出したって...』

隆二『白紙で?力矢はダンスの方に進むって
決めてるし

もう推薦で決まってるくらいだろう?


俺らもちゃんと力矢の口から直接話を聞いた
今後のことすべて



なのになんで...』







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するとお父さんはおもむろにスマホをとりだし

誰かに連絡をとりはじめた





私達はなんとなく誰かは想像ついていた

私達家族を除いて1番力兄を知る人物...





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E『おじゃまします』





ELLY先生だ






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