*似た物同士 3 ページ25
陸side
学校に行った時はまだよかった
でもだんだん辛くなって立ってることさえ
苦しくなって気づけば倒れてたのかな?
臣先生によると陣兄が保健室まで運んでくれて
臣先生の車で家まで帰ってきたらしい
『あ、陸兄目覚めた?』
陸『うん』
『どう?体の調子は』
陸『だいぶ楽になったよ』
『また無理はしないでね?』
身体を起こそうとするとまだ少しだけ重くて
でもそこまで辛くないんだけどって思ってると
.
.
北人『スピィ...スピィ....』
俺に寄りかかって寝てる北人がいた
頬には薄っすらと涙の跡があった
.
Aside
陸『北人も泣くほど辛かったの?』
『違うよ苦笑
陸兄がすごい苦しそうにしてて
全然目を覚まさないから北人泣いたんだよ』
陸『マジか...ごめんな北人』
北人の熱はもうほとんど下がっていて
夜また再発しなければ
明日はいつもどうりの生活をおくれるはず
カチャ
.
壱馬『...お姉ちゃん入ってええ?』
慎『いい?』
部屋のドアから顔をのぞかせたのは
小学校から帰ってきた壱馬と
同じく幼稚園から帰ってきて壱馬に
抱っこされてる慎
通称 かずまこコンビ
壱馬『陸兄も北人も大丈夫なん...?』
陸『うん^^
今は全然辛くないよ』
北人『...壱馬?』
壱馬『北人...
今日1日北人がおらんくてつまらへんかってんで
はよ元気になってな?』
慎『おねぇちゃん』
慎の手に握られてたのはどこかの公園で
摘んできただろう何本かの小さな花
私は慎からその花を受けとると
牛乳瓶にいれてそっと飾った
慎なりの励ましのお見舞いなんだろう
陸『北人,壱馬,慎 おいで』
陸兄のもとに近づいた3人を
ギューと抱きしめる陸兄
陸『3人ともありがとう...
また明日からお兄ちゃん頑張るね!』
北壱慎『*^^*』
その後断固2人から離れようとしないかずまこ
やむおえずお粥を作る間2人のこと看ててねと
頼みお粥を作って部屋に戻ると...
4人『(๑´`๑)zzZ』
全く同じ仕草で寝ている4人
普段はあまり似てないのに寝顔はそっくり笑
(なんだかんだ兄弟思いなところは
似た物同士だな...笑)
風邪を引かないよう...または悪化させないように
4人にブランケットをかけて
気持ちよさそうに寝ている4人を
起こさないようにそっと部屋から出た
.
860人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ありさ - 全然大丈夫です!! ありがとうございます!! この小説本当に大好きなので頑張ってください(≧▽≦)更新楽しみにしてます!! (2016年9月11日 10時) (レス) id: c9b5bc3329 (このIDを非表示/違反報告)
Ch.08(Ch.I13)(プロフ) - ありささん» リクエストありがとうございます^^ リクエストの方ですが移行後になりますがよろしいでしょうか汗? 毎度毎度本当にごめんなさい(;_;) (2016年9月10日 22時) (レス) id: 7a191842ce (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - いつもクールないっちゃんがその日だけ主人公に異様に甘えてくるっていうのを書いて欲しいです!! (2016年9月9日 18時) (レス) id: c9b5bc3329 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - 書いてもらったばかりで申し訳ないんですが、またまたリクエストしてもいいですか?(´・ ・`) (2016年9月9日 18時) (レス) id: c9b5bc3329 (このIDを非表示/違反報告)
ありさ - まこっちゃんとのお話書いてくれてありがとうございます!!めっちゃ嬉しいです!! (2016年9月9日 1時) (レス) id: c9b5bc3329 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Ch.08 | 作成日時:2016年8月5日 15時