16人の子供達！！

＊兄と弟 ページ16

陸side



家に帰ったら泥だらけになった服を
着替えたんだけど体中すり傷や痣だらけで


痛いのはわかってるけど心を鬼にして
お風呂で傷口の泥をおとした



頑張ったよ 俺←

なんで痛がる弟にシャワーをかけなきゃ
いけないんだ(-ω-;)



壱馬『陸兄...泣』

陸『痛かったね ごめんね壱馬』


ダメだ 気を抜いたら俺が泣きそうになる

着替えた壱馬を膝の上にのせて
消毒するんだけど



陸『陣兄変わって...泣?

俺のメンタルがもうダメ...(;_;)』

陣『なんやねんな俺のメンタルって笑

壱馬おいで』




消毒して手当したその後
疲れてしまったのか眠ってしまった壱馬


俺の部屋に運んでベッドに寝かせると
服をつかんで離さない



やむを得ず(本音は嬉しい)壱馬に腕枕をして
俺もその隣に添い寝するように寝ころんだ



陸『もう無理はしないでね

壱馬がいなくなったら悲しいよ』



まだ壱馬が喋れなかった時
壱馬が初めて話した言葉が"りくにぃ"だった


壱馬は覚えてないかもしれないけど
俺すごい嬉しくて陣兄達に自慢したんだよ



陸(北人たちから見たら頼りになる
お兄ちゃんだけど



俺からみたら可愛い小さな弟だからな)




寝ている壱馬を見ていると俺も安心して
いつの間にかぐっすりと眠っていた




.






隆二side


静香『パパ 陸達の様子みてきてくれない?

壱馬を寝かせてくるって言ってから
戻ってこなくて』

隆二『愛するママのためなら』

静香『ちょっ...//

ふざけないの//！』



子ども達と同じくらい可愛い静香

今だって顔を真っ赤にしながら素直じゃない
こと言ってる





ﾄﾝﾄﾝ





隆二『陸?壱馬? 入るよ?』




返事がないため部屋のドアを開けると
鍵は開いていて

そっと中を覗くと...






陸『ｽｰ...ｽｰ....』

壱馬『ｽﾋﾟｨ...ｽﾋﾟｨ....』




壱馬に腕枕をして寝ている陸と
陸に抱きついて寝ている壱馬

心なしか陸が壱馬を守っているようにも見えた




隆二(もう少しだけ寝かせておいてあげよう^^)




.




起こさないようにそっと陸と壱馬の頭をなでて
静かに部屋からでた








.







《おまけ》各学校の先生達に壱馬を陸の写真を
送った時の反応


直人『かわいい♡さすが静香ちゃんの子供♡』

直己『微笑ましい^^』

E『very cute!!』

健二郎『俺も子供欲しいわ〜ええな〜笑』

剛典『他の子達の写真も見せてください！』

臣『陸くん俺と変わってほしい』




結果 十人十色だった笑





.

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