王様 海賊房太郎 ページ3
『ねぇ房太郎』
房「なんだA」
『もし私が死んだら…房太郎だけは…忘れないでいてくれる？』
Aが、少し意味深な事を言った。
えっお前死ぬのか！？
房「お前死ぬのか！？」
『いや…もしもの話』
少し不安になった。
Aだけが…Aだけが俺の…俺の事を好いてくれたのに。
房「じゃぁ逆に、俺が死んだら…Aは俺の事を忘れないでいてくれるか？」
『！！忘れるわけないじゃないですか！！』
房「俺も、Aが死んだら絶対忘れない自信があるぞ。」『！！』
房「というか…俺が死なせないけどな」
そう言って俺の横に座るAの口にキスを落とした。
『///』
Aは頬を赤く染め、可愛らしく笑った。
あぁ…この愛おしい笑顔は何がなんでも守り抜こうと、そう誓った。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
札幌ビール工場
『房太郎めっちゃ運転上手くね。』
房「だろ」
白「すげぇ…」
私たちはビール工場で謎の乗り物に乗っていた。
いるのは杉元、白石、房太郎、そして私だ。
『やっぱり房太郎は頼りになるねぇ』
房「未来の王様だからな」
『未来の王様か…』
その王様の隣は私が良いな。
そんな事を思っていると、
房「俺がもし王様になれたら、俺の隣はAだな！」
そう言われた。
君の描く未来に私がいれて、
本望だよ。
そして私は後ろに追っ手がいる事に気づく。
私は
『房太郎！私は追っ手を引き止める！私が降りても！進み続けて！』
房「お前っ！死ぬ気か！？」
『死ぬ気だよ。房太郎を王様にするために』
房太郎は目を見開いた。
白石と杉元も、私の事を止めている。
でも
たとえ私が死んだ事が無駄になっても、私はせめて
房太郎を、少しの間でも私の“王様”でいて欲しかった。だから
『ありがとう房太郎。大好き。』
そう言って私は乗り物から飛び降りた。
乗り物は進み続ける。
『…ずっと一緒にいたかったなぁ…』
その言葉を最後に、私は右手に刀を構え、追っ手の群れに飛び込んだ。
房「…こちらこそありがとうA。愛してるよ。」
〜〜〜
房太郎はあまりにも早くこっちにきたけど、それでよかったみたい。
だって、
房「Aの王様になれたからいいんだ！」
って笑っていたから。
〜〜〜〜〜
作者
あんま房太郎の小説無いけどみんな大好き房太郎
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朝と夜 - ピピピピさん» やっぱりそうなんですね…受験生なのは知らなかったです。復活してくれることを願っています。情報ありがとうございました！こちらの更新も楽しみにしています、頑張ってください。 (2022年12月17日 19時) (
レス) id: cb17d06cba (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - 朝と夜さん» コメントありがとうございます！けむ=さんが受験生なので最近連絡が取れていないのでどうかは分かりませんが…おそらく削除してしまったのかなと思います。受験が終わり次第何か出してくれると嬉しいですね…こんな事しか分かりませんがお役に立てたなら幸いです。 (2022年12月17日 18時) (レス) id: fe3493d15b (このIDを非表示/違反報告)
朝と夜 - いつも面白く読ませていただいております。作品と関係のない話になってしまって申し訳ないのですが、けむ＝さんの作品ってもう削除されているのでしょうか？仲が良かったそうなので聞いてみました、不快な様でしたらスルーしていただいて構いません。 (2022年12月17日 17時) (レス) id: cb17d06cba (このIDを非表示/違反報告)
ピピピピ(プロフ) - はるさん» リクエストありがとうございます！本当にリクエスト答えるの遅くなっちゃってごめんなさい……こんな私で宜しければ是非けっk((( (2022年11月29日 18時) (レス) id: fe3493d15b (このIDを非表示/違反報告)
はる - 久々の更新嬉しいです(*^^*)リクエスト、何度も答えてくださりありがとうございます！もし良ければですが、「隠れて泣いているのを尾形に見られる」という話をお願いします！えっ、結婚ですか？よろこんd((( (2022年11月28日 21時) (レス) id: 09fbf55efe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピピピピ | 作成日時：2022年4月1日 18時
