37.不穏 ページ6
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やっとの思いで二人の元へ辿り着く。
「ちょっとっ、廉何してんの！？」
「なんや、そんな怖い顔して」
しれっとした顔で廉は私に言った。
そんな廉とは真逆に紫耀は険悪そうな顔をしていた。
そんな私たちを微妙な空気が纏っていた。
「…俺、教室戻るわ」
沈黙を破ったのは紫耀だった。
冷たく吐き捨てるように彼は言い、私たちに背を向けて彼は自分の教室へと行ってしまった。
「いや〜俺、有名人になってもうたわ。笑」
なんて呑気なことを言っている廉に少し苛立っている自分がいる。
「廉、紫耀と何話してたの？」
「…何話してたか気になるん？」
気になる、だけど冷静に聞いていられる自信がなかった。
廉に一言"別に"とだけ言いさっきのように人だかりをかき分け自分の教室へと戻った。
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マコ(プロフ) - 平野 優菜さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月30日 1時) (
レス) id: 8d15300b5c (このIDを非表示/違反報告)
平野 優菜 - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月29日 23時) (レス) id: 594b864e49 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 萌里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年9月2日 7時) (レス) id: d2a2057593 (このIDを非表示/違反報告)
萌里(プロフ) - 面白いです！更新まってます！ (2016年9月2日 6時) (レス) id: 0654e518b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マコ
| 作成日時：2016年9月2日 3時
