epilogue �� ◇Sho side ページ30
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入学した当初から逢沢Aという名前は知っていた。
君は有名だった。
"新入生にすごく可愛い子がいる"
そんな君と偶然にも同じ通学電車。
君を見た時、一瞬で心を奪われた。
柄にもなく最初の俺は、
臆病でただAを眺めていることしかできなかった。
そんなときだ
高校二年生の夏。
君は隣に居た。
……電車に揺られながら君は俺の隣に。
「あの…っ、俺、
貴方に一目惚れしました」
咄嗟に口から出た言葉やった。
*
____「私も、好きです」
一番欲しかった言葉だ。
すると君は伏し目がちに俺に尋ねた。
「本当に私でいいの？
私、紫耀のこと沢山傷つけたし…」
申し訳なさそうに眉を下げる君。
確かに、辛いことは沢山あった。
悲しくて、苦しくて、切なくて
でも君に恋をしてから、
俺の世界は180度変わったんだ。
退屈でつまらなかった毎日が意味のある日常へと変わった。
「Aがいい。
むしろAしかいらへん。」
「…紫耀、私もだよ。
だいぶ遠回りしちゃったけど」
君は照れながら笑っていた。
惚れた弱みというモノだ。
こればっかりはどうしようもない。
_____だって好きやから
君と一緒にいたい理由はこれ一つで十分やった。
.
"だって好きやから"
___end
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マコ(プロフ) - 平野 優菜さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月30日 1時) (
レス) id: 8d15300b5c (このIDを非表示/違反報告)
平野 優菜 - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月29日 23時) (レス) id: 594b864e49 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 萌里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年9月2日 7時) (レス) id: d2a2057593 (このIDを非表示/違反報告)
萌里(プロフ) - 面白いです！更新まってます！ (2016年9月2日 6時) (レス) id: 0654e518b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マコ
| 作成日時：2016年9月2日 3時
