epilogue ページ29
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-12/25-
___Prrrrr
「もしもし！？廉っ！！」
廉が電話に出るとすぐさま問いかけた。
「声でっか、耳痛なるわ！」
なんて言われるが今はそれどころではない。
「…えっと、
廉にお願いがあって」
「なんやねん。」
「紫耀のクリスマスの予定って…」
「ああ、アイツならバイトやで？」
…え？バイト？
予定ってデートじゃなかったんだ…
ってそんな悠長に考え事している暇はない。
_____"紫耀のバイト先教えてほしい"
廉は"どうしよっかな〜"なんて言い焦らしつつも何だかんだ教えてくれた。
廉と紫耀の二人は色々あったものの、
近頃はすっかり仲良しになっていた。
さらにこの二人に玄樹くんを加えてイケメン三人組なんて言われてるらしい…。
情けないことに恋の仕方が分からない私は廉に数え切れないほど助けてもらった。
紫耀への気持ちはもしかしたら貴方がいなかったら気付けなかったかもしれない。
「ほんとにありがとね、廉」
彼にそう言い電話を切る。
クリスマスの予定は空っぽだった私は紫耀に会うために家を飛び出した。
22:35
クリスマスが終わるまで1時間25分。
貴方に気持ちを伝えるまで
あともう少し。
.
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マコ(プロフ) - 平野 優菜さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月30日 1時) (
レス) id: 8d15300b5c (このIDを非表示/違反報告)
平野 優菜 - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月29日 23時) (レス) id: 594b864e49 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 萌里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年9月2日 7時) (レス) id: d2a2057593 (このIDを非表示/違反報告)
萌里(プロフ) - 面白いです！更新まってます！ (2016年9月2日 6時) (レス) id: 0654e518b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マコ
| 作成日時：2016年9月2日 3時
