55.男友達 ページ24
.
「お前サボったやろ」
「あーうん。」
「なんやねん、てか顔死んでるで？」
それどころじゃないんだよ、廉。
気づいちゃったんだよ私は。
他でもない自分の気持ちに
「…紫耀となんかあったやろ？話してみ！」
どうして廉はこんなに勘がいいのだろう。
私が何ヶ月もかけて出した答えを廉はいとも簡単に暴いてしまう。
「…私、紫耀のこと…」
…あれ？
まて、私。
廉は私に一番の男友達になるといったけど…
仮にも元彼であり、告白を断った相手だ。
好きなひとのことなんて話していいものなのかな？
さすがにデリカシーがない気がする。
「…俺もう気にしてないで？
言ったやろ。なんでも話せるような男友達になるって」
黙りを決めこんでいた私に廉は言った。
「じゃあ、言うけど…
私、紫耀のことが好きだって気づいたの」
.
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マコ(プロフ) - 平野 優菜さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月30日 1時) (
レス) id: 8d15300b5c (このIDを非表示/違反報告)
平野 優菜 - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月29日 23時) (レス) id: 594b864e49 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 萌里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年9月2日 7時) (レス) id: d2a2057593 (このIDを非表示/違反報告)
萌里(プロフ) - 面白いです！更新まってます！ (2016年9月2日 6時) (レス) id: 0654e518b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マコ
| 作成日時：2016年9月2日 3時
