53.気持ちの正体 ページ22
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紫耀の予定ってなんなんだろう。
きっと、女の子と一緒に過ごすんだろうなぁ。
…だって、クリスマスだし。
って、今頃みんなは授業だっけ。
絶賛非常階段でサボり中の私はまたもや物思いにふける。
最近の私はなんていうか…
「…変だ。」
そう。変である。
前の私ならこんなにうじうじ悩んだりしなかった。
いつからだろう。
こんなに誰か一人のことばかりを考えるようになったのは
廉と付き合っていた時の私は少なくともこんなにセンチメンタルにはなってはいなかった。
幼かった事もあるが純粋に、淡い恋をしていた。
でも、今は違う。
綺麗なだけな、純粋な恋心じゃない。
紫耀を思うこの気持ちは__
初めての感情だ。
嫉妬や独占欲が入り混じったようなこの気持ち。
「私、紫耀のこと…」
気づけなかった自分の気持ち
気づいてしまった自分の気持ち
_____私、貴方のことが…
紫耀のことが好きなんだ…。
12月目前の寒空の下、曖昧だった貴方への気持ちが確信に変わった。
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マコ(プロフ) - 平野 優菜さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月30日 1時) (
レス) id: 8d15300b5c (このIDを非表示/違反報告)
平野 優菜 - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月29日 23時) (レス) id: 594b864e49 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 萌里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年9月2日 7時) (レス) id: d2a2057593 (このIDを非表示/違反報告)
萌里(プロフ) - 面白いです！更新まってます！ (2016年9月2日 6時) (レス) id: 0654e518b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マコ
| 作成日時：2016年9月2日 3時
