34.ほんの一瞬 ページ3
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「なあ俺の話やろ？」
そう言いながら私と咲の間に割り込んできたのは廉だった。
「あ！廉くん！」
「俺も混ぜてや。
てかA、何遅刻してるん？」
「彼氏いるからって浮かれすぎ！」
「あーあの、イケメンの彼氏な！」
「あ、私…
別れたよ。」
私がそう言うと驚いたように廉と咲は顔を見合わせた。
「はあ！？なんで別れたの？」
「…まあ、色々あって」
そんな話をしていると突然私たちの教室の周りが騒がしくなった。
教室からすぐそこの廊下には女の子達が沢山いて、その中心にいるのは
______紫耀だ。
紫耀と取り巻きの女の子達が廊下を通り過ぎるほんの一瞬だけ、紫耀と目が合った。
私が別れを告げたあの日見た胸が締め付けられるような切ない表情で紫耀は私に微笑いかけた。
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マコ(プロフ) - 平野 優菜さん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけて良かったです！ (2016年10月30日 1時) (
レス) id: 8d15300b5c (このIDを非表示/違反報告)
平野 優菜 - めっちゃ面白かったです♪ (2016年10月29日 23時) (レス) id: 594b864e49 (このIDを非表示/違反報告)
マコ(プロフ) - 萌里さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけると嬉しいです！ (2016年9月2日 7時) (レス) id: d2a2057593 (このIDを非表示/違反報告)
萌里(プロフ) - 面白いです！更新まってます！ (2016年9月2日 6時) (レス) id: 0654e518b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マコ
| 作成日時：2016年9月2日 3時
