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Episode 28 ページ29

°



Your Side…


「Aちゃん、帰るぞー」


帰りのHRも終わり、みんなが自由に教室を出て行っている頃、この前と同様快斗に話しかけられた。




「快斗、青子と帰っていいよ!方角違うでしょ!私は大丈夫だよ?危険な目に遭うわけなんてないからさ」



それを言ったら快斗がムッ、と顔をしかめ言葉を返した。




「それは俺が決める!」



と言いAの手首を掴み歩く快斗。



「えっ、ちょっと…」



「Aちゃん!私はいいから快斗と帰ってて〜!今日部活あるの!」



ばいばーいと青子が嬉しそうに手を振っていた。



「でも、快斗本当にいいの?」



「いーんだよ!俺がいいって言ってるんだからいいの!」




「う、うん…」





____帰り道。





「へぇー…Aちゃんって武道やってたんだ」



「そうなの。小学生のときに柔道、中学生のときは空手部だったからちらっとね」





(中学生のときは、蘭にいつも勝てなくて悔しがってたなー…)



その蘭は、今は都大会で優勝する程の腕前だ。そりゃあ勝てないだろう。




「でもなんで空手とかやってたんだ?他にも部活ならあっただろうし…」




「親がね、自分の身は守れるようにしとけって言ってたから始めたんだ」



将来何させるつもりだったんだろうね、と笑いながら付け足す。





「Aちゃんの親って、有名な人?」



「え?なんで?」





「なんかAちゃんに似てる人がいた気がするんだよなー…」


(おっ、鋭いなあ)
とか思いつつ言った。





「秘密、です」





「えー…」



「快斗が、何か言ってくれたら言ってもいいけど?」



そう言うと快斗は目を丸くした。


「え?」



「…何か隠してることない?」



少し間が空く。タイミングよく風が吹き、快斗の髪がふわりと揺れる。





「…Aちゃん」



と快斗が言いかけたところに。





---ピリリ,ピリリ



Aのスマートフォンが鳴った。



(なんてタイミングなの…)



Aは快斗に断りを入れ、少し苛ついて電話にでる。





「もしもし?…あー、わかったわかった。じゃあ行くよ?博士ん家ね」





電話の相手は新一だった。さすがに名前は出せないと思って、早めに切った。






(…新一、関わるのはやめてって言ってるの?)







新一のタイミングのよさは疑う程のものだった。

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crown - ありがとうございます(’-’*)♪ (2015年2月12日 20時) (レス) id: eb982f7f43 (このIDを非表示/違反報告)
Maria(プロフ) - crownさん» わかりました!拝見させていただきます(^^) (2015年2月11日 23時) (レス) id: 84670edd74 (このIDを非表示/違反報告)
crown - もし良かったら、私の作品も見てくださいm(__)m 小説は2つあるんですが、初作品は無視で(笑) 今は名探偵コナンの小説を書いてます。 駄作ですがお暇があれば、見てくれると嬉しいです(*^^*) (2015年2月11日 17時) (レス) id: eb982f7f43 (このIDを非表示/違反報告)
Maria(プロフ) - crownさん» わ!ありがとうございます!!嬉しい…!!いえいえ、初めてなのでわからないことたくさんですよ〜(笑)作品は書きたいときに書くもんですよ!無理して書く必要はないと思います!応援ありがとうございます(^^)!また頑張れそうです!これからもよろしくお願いします! (2015年2月10日 23時) (レス) id: 84670edd74 (このIDを非表示/違反報告)
crown - いつも見させて貰ってます(^^) すっごく面白いです♪ 初めてでここまで書けるなんてすごい! 私なんか、初作品すっぽかしてしまいましたよ(笑) いつも応援しています! 頑張ってください(^^)/ (2015年2月10日 21時) (レス) id: eb982f7f43 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Maria | 作成日時:2015年1月18日 19時

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