奇病少女は兄達から離れて審神者になりました

星の欠片が５１ ページ3

「Aちゃん？


君が雫石Aちゃん？」




二人の葬儀で座っていたAにある男が話し掛けた


深白が亡くなったとき、翼は事故に合った


飲酒運転をしたトラックにぶつかられた


発見されて病院までいったらしいが


間に合わなかったらしい




「僕は翼さんを病院へつれていった者だよ


君に伝えたい事があってね」




男はそう言いAの横に座った




「翼さんがね病院に行くまで君に言ってたよ」




翼「Aｯ､深白ッ


ごめんッ」




「って」




何に謝ったの？




翼「大好きだよ…愛してるよ…


伝えられなくて、ごめん


深白…一生懸けて愛するって、言ったのに、なぁ


嗚呼、星のような…娘だったよ、A


二人とも大好き、愛してる」




『お父さん…』




「君は愛されてるね


翼さん、お母さんと君にずっと愛してるって言ってたよ」




『ありがと…』




「ﾌﾌ、じゃあ、僕はこれで…」



男が去ると同時に泣き出したAは




　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
綺麗な涙を流していた

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