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高い建物にカラクリ道具

賑わう人々は今日も楽しそう


ここは警官による警備の目があるため刀は
あまり見られないように気をつけなければならない

鬼殺隊とは非公認の組織なのだから


取り敢えず昨日会った炭治郎くんを探すために
キョロキョロと怪しまれない程度に人混みを探す

お洒落な喫茶店に、可愛い呉服屋。
すれ違う女性は皆、綺麗な布を纏って見繕っている


あーぁ、私も着たいな。

丈夫な隊服じゃなくって上品な布を使った着物


どんなに夢を見ようとも、夢と現実は異なる。
手を見ればそれが痛いほど分かるのだ

マメだらけの、厚い皮の手。
とてもじゃないが、可憐な女性とは思えないだろう

好きでこんな事になった訳では無いのに…

好きで刀を振りかざしている訳では無いのに…

悲しくなって視線を落として拳を握り締めた



その時だ。


後ろから人がなんだなんだと よろめく声がする

振り向くと そこに居たのは青いマフラーを頭に被せ凄まじい顔をしてる炭治郎くんだった

彼は私に目もくれず、追い越して先へと進む



『まって!』



合同任務に変更されたの知ってる?

話し合わなきゃ、作戦を立てなきゃ


やっと追いついた時、炭治郎くんは
黒いスーツを着た男性の肩を掴んでいて、



『……え』




その男性は、毎晩夢の中に出てくる人だった

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こよみ(プロフ) - コノハさん» まさか怖いという感想を貰うとは思いませんでした。ですのでとても嬉しく思います。今回は残酷めで書きたかったので その雰囲気が伝えられたようで、ここまで書いてよかったと思いました。ありがとうございます。この作品が印象に残ってくれたのなら幸いです。 (2020年9月1日 23時) (レス) id: 1c06e5faff (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - 怖いです。でも、衝撃的なのは読む人に印象に残りやすくてよかったです。 (2020年9月1日 21時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - コノハさん» ありがとうございます!これからも続いていくので今後とも読んでくだされば嬉しいです (2020年8月16日 1時) (レス) id: 1c06e5faff (このIDを非表示/違反報告)
コノハ - 所々に嬉しさがあって面白かったです (2020年7月4日 21時) (レス) id: 231375fc20 (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - みーこさん» 面白いと思って頂けて嬉しいです!個人的にはこれでいいのかな?なんて不安もありましたのでこのコメントを見てとても救われました。今回は無惨様の残酷さを活かした小説にしたかったので伝わって良かったです。いいですよね!大好きです!コメントありがとうございます (2020年6月2日 11時) (レス) id: 1c06e5faff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こよみ | 作成日時:2020年4月25日 21時

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