←97話 ページ47
誘惑授業で教えられた事を全て活かしてダリ先生を誘惑する
さぁ、私を求めてください
欲しいと言ってください。
さっきの全部嘘だなんて言わせませんよ？
“勝ち”を確信しながらも油断はせずに、ダリ先生だけを見つめる
「………はぁ、…」
『……』
「困ったなぁ」
こま、った…？
眉を八の字に下げて軽く笑うダリ先生
もしかして
あんな事されたから、てっきり私の事好きなのかと思ったのだけど
『あ、えっと、その…ごめんなさい。』
掴んでいた手を咄嗟に離す
『迷惑でした、よね…。すみません』
せっかく仲良くなれたと思ったのに、困らせてしまった。距離が空いてしまった
ダリ先生に、不快な思いをさせてしまった
嫌われた？面倒臭い生徒だと思われた？？
振り返れば最近の行動もちょっと生意気過ぎたかな
どう、しよう…
本気で焦り出し オロオロしていると、呆れる声ではなく、安心させるような声質で言葉をかけてくれた
「迷惑でも嫌でもないから困ってるんだ」
『えっ……嫌じゃ、ない…？？』
気まづそうに目を逸らされたけど、嫌がられてたわけではなかった事に安堵する
『じゃあキスしていい？！』
「それはダメ。」
『えぇ〜』
なんですか、それとこれとは別だよって。
同じじゃないですか！！
何が「僕は教師で君は生徒」ですか
そんな境界を飛び越えるくらいの事をしたくせに！
だがこの話はここら辺で引いた方がいいだろう
やり過ぎると執拗いと思われてしまう
頬を膨らませて可愛く不機嫌な顔をすれば、「そんな可愛い顔してもだめ」と言われてしまった
絶対先生も私の事好きでしょ。
『仕方ないですね、ちゅーは諦めます』
『だから、＿＿』
椅子から立ち上がり、横向きでダリ先生の膝の上に座り直す
「えっ？ちょっとAちゃん？」
先生の首に腕を回して猫が甘えるみたいに寄り掛かかる
そしてキュッと力を込めた
『ハグで我慢しますね、だぁりん♡』
「ンンｯ……」
頬と耳の間に ちゅ、と鳴らして、飛び降りるように降りた
「ねぇーAちゃん、キスしないんじゃなかったの？」
『口にしないだけで、頬にはしないとは言ってませんよ』
それに、嫌じゃないんでしょ？
なんて自信満々に言えば片手で顔を隠しちゃった
さ、本来の目的を思い出しましょ！
質問があるんですよ
「…ほんと、Aちゃんの成長が楽しみだよ……」
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あや(プロフ) - めちゃくちゃ面白くてどきどきしながら読んでます！ 少し気になったのですが、62話のアズ君のセリフで「鎮火」って言ってるんですが、鎮火だと火が消えちゃってませんか…？ 原作が手元に無いので、もしわざとだったらごめんなさい！ (3月31日 22時) (
レス) @page12 id: 6508c9a6a6 (このIDを非表示/違反報告)
あなご先生でっs((殴 - めっちゃ面白いです！！ 夢主ちゃん場所変わってほしい！！ 続きも頑張ってください (6月24日 18時) (レス) id: 255b6d8fef (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - れいさん» 一気読みありがとうございます〜！！！熱中して頂き、感無量です！！続きは今夜くらいに公開しようと思ってるので、今後とも楽しんでいただけたらと思います！！ (2023年4月8日 12時) (レス) id: eff6bba7cd (このIDを非表示/違反報告)
れい - 初コメ失礼します！！一気読みしちゃいました！すごい面白くて熱中しちゃいました笑笑続き楽しみにしてます！！ (2023年4月3日 18時) (レス) id: a32312a24f (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - ネズミさん» 一気見ありがとうございます！！嬉しくて舞い上がってます！！続きも楽しみにしててください！話の展開が遅くて超長編になりそうですがお付き合いいただけると嬉しいです！！体調に気をつけながら頑張ります！！💪('ω'💪) (2023年3月22日 23時) (レス) id: eff6bba7cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよみ | 作成日時：2023年1月4日 0時
