←90話 ページ40
魔歴研究室のドアをノックして研究室に入れば、ダリ先生と知らない人がいた
誰だろう、でもなんか見た事のある人だ
「もしかして君がAさん？」
『そう、ですけど』
「君がねぇ…」
意味ありたげに、見定めるように見られるのは居心地が悪い
でもそれは5、6秒で終わり ごめんねと謝罪を頂いた
「実は俺の後輩がAさんの事をよく話してたからさ、どんな
会話の途中にジャズとアスモデウスがでてきて、魔術開発師団の方だと知る
そりゃあ見た事あるように感じるわけだ
後夜祭で表彰されてた人だもの
『そういえばさっきアズ、…アスモデウス君が魔術開発師団の方に行きましたよ』
「まじ？！じゃあ俺もう行かないと、彼の炎を借りたいんだよね。じゃあな ダーリン！！」
「じゃあねー」
研究室から出る先輩に、ダリ先生がひらひらと手を振った
やっぱダリ先生って皆と仲良いんだなぁ
それよりも気になるのが、
『だーりん…？？』
「うん。僕のあだ名」
ダリだからダーリン…
あぁ、なるほど！
理解。
「Aちゃんも呼んでみる？」
挑発するかのように、ニヤニヤしているのが何となく癪に触ったので、媚びるように『だぁりん♡』と呼んであげる
照れると思ったでしょー？
逆に清々しさすらありますよ
思ってた反応と違ったからなのか、面を食らったみたいに目をぱちぱちとしている
なんだかそれが可愛い
「今日来るの遅かったね」
『ごめんなさい。ちょっと急用ができちゃって…』
「それなら仕方ないかー。荷物、そこに置いていいよ」
指定されたソファの前にある机に筆箱と教科書、ノートをおいた
なんで準備室にもソファ？と聞くと、以前身体の大きい人が魔歴を担当してたみたいで、普通の椅子だと足りないから買ったのだという
今は主に仮眠用のベッドに使ってるらしい
いいなー！
私も休み時間中にここに来てお昼寝してみたい！！
初めて来る研究室内をきょろきょろ見回していると、ダリ先生が奥にある机の方から私を呼び付けた
「Aちゃん Aちゃん。こっちにおいで。」
『は〜い！』
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あや(プロフ) - めちゃくちゃ面白くてどきどきしながら読んでます！ 少し気になったのですが、62話のアズ君のセリフで「鎮火」って言ってるんですが、鎮火だと火が消えちゃってませんか…？ 原作が手元に無いので、もしわざとだったらごめんなさい！ (3月31日 22時) (
レス) @page12 id: 6508c9a6a6 (このIDを非表示/違反報告)
あなご先生でっs((殴 - めっちゃ面白いです！！ 夢主ちゃん場所変わってほしい！！ 続きも頑張ってください (6月24日 18時) (レス) id: 255b6d8fef (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - れいさん» 一気読みありがとうございます〜！！！熱中して頂き、感無量です！！続きは今夜くらいに公開しようと思ってるので、今後とも楽しんでいただけたらと思います！！ (2023年4月8日 12時) (レス) id: eff6bba7cd (このIDを非表示/違反報告)
れい - 初コメ失礼します！！一気読みしちゃいました！すごい面白くて熱中しちゃいました笑笑続き楽しみにしてます！！ (2023年4月3日 18時) (レス) id: a32312a24f (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - ネズミさん» 一気見ありがとうございます！！嬉しくて舞い上がってます！！続きも楽しみにしててください！話の展開が遅くて超長編になりそうですがお付き合いいただけると嬉しいです！！体調に気をつけながら頑張ります！！💪('ω'💪) (2023年3月22日 23時) (レス) id: eff6bba7cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよみ | 作成日時：2023年1月4日 0時
