←54話 ページ4
まずは先生を探さなきゃ
先生見つけて、事情を話して入間くんの元に行く。
うん、これで行こう
さっきダリ先生が緊急放送してたから、そこに行けば会えるだろう
3年塔へのルートを変更し、放送師団の元に行くため生徒をかき分けながら足を進める
やっと目的地に着くと、ダリ先生は通信機で誰かと話していた
…
『ダリ先生！』
誰かとの通信が終わったのを見計らって声をかけるも、｢今忙しいから後でお話しよう｣と断られてしまった
違うんです。
お話はしたいですけど今は違う要件なんです。
何処かへと向かってしまう先生の背中にアミィ・キリヲと言えば、反応して貰えた
｢どうしてAちゃんが…？｣
『入間くんがキリヲ先輩の所に向かったんです。この透明な壁ってその先輩のものなんでしょう？
先生お願い。私も連れて行って！』
｢なら、尚更駄目だよ。もしもの事なんて言いたくは無いけど、Aちゃんにも危害が及ぶかもしれないから｣
私がさっき、クララちゃんにしたように
ダリ先生も私に、安心させるように、あやす様に此処に留まらせようとする
でもね、先生
その“もしも”はどうでもいいの。
私にとって、それが入間くんの身に降り掛かった時の方が怖いの
『先生お願い』
｢ダメだって｣
『先生…ッ』
｢悪いけど、こればかりは許可できない｣
『〜ッ！！ 何かあったら先生が守ってくれるでしょ？！生徒1人くらい守るのなんて、ダリ先生だったら容易いことでしょう？！』
｢ゔっ…｣
『先生、ね、おねがい…。邪魔しないから、危なくなったら逃げるから、だから入間くんに会わせて…… あの子に何かあったら、わたし ｯ耐えられない…！』
｢……わかった。絶対に僕達教師の言うことを聞くこと。危険な状態になったら逃げる事。守れるね？｣
『……ｯ！ 守る！守ります！！』
ありがとうございますと御礼を言って、他の先生方と合流して3年塔へと向かう
急がないと、何か起こってからじゃ遅いんだから……
四方八方先生方に守られながら競歩で校舎を歩いていれば、本祭へのカウントダウンが始まった
そして、
本祭の鐘と同時に花火が打ち上がった
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あや(プロフ) - めちゃくちゃ面白くてどきどきしながら読んでます！ 少し気になったのですが、62話のアズ君のセリフで「鎮火」って言ってるんですが、鎮火だと火が消えちゃってませんか…？ 原作が手元に無いので、もしわざとだったらごめんなさい！ (3月31日 22時) (
レス) @page12 id: 6508c9a6a6 (このIDを非表示/違反報告)
あなご先生でっs((殴 - めっちゃ面白いです！！ 夢主ちゃん場所変わってほしい！！ 続きも頑張ってください (6月24日 18時) (レス) id: 255b6d8fef (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - れいさん» 一気読みありがとうございます〜！！！熱中して頂き、感無量です！！続きは今夜くらいに公開しようと思ってるので、今後とも楽しんでいただけたらと思います！！ (2023年4月8日 12時) (レス) id: eff6bba7cd (このIDを非表示/違反報告)
れい - 初コメ失礼します！！一気読みしちゃいました！すごい面白くて熱中しちゃいました笑笑続き楽しみにしてます！！ (2023年4月3日 18時) (レス) id: a32312a24f (このIDを非表示/違反報告)
こよみ(プロフ) - ネズミさん» 一気見ありがとうございます！！嬉しくて舞い上がってます！！続きも楽しみにしててください！話の展開が遅くて超長編になりそうですがお付き合いいただけると嬉しいです！！体調に気をつけながら頑張ります！！💪('ω'💪) (2023年3月22日 23時) (レス) id: eff6bba7cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こよみ | 作成日時：2023年1月4日 0時
