朝の楽屋 Ki side ページ46
・
「 あ！ミツ起きた？」
すると 、二階堂が
笑顔で駆け寄ってきた 。
…… あれ？
気付けば もう
メンバーみんな楽屋にいて 。
「 えっ 。今何時 … 」
驚いて 時計を見れば
楽屋に来てから40分近く経ってた 。
「 ミツが早いの珍しいよね〜 」
そう言って笑う二階堂に
「 ほっとけ 」と言いながらも
たまの姿を探す 。
…… あ 、いた 。
「 ……あれ？ 」
宮田と一緒にいると思ったら
楽屋の隅で 1人椅子に座っていた 。
…… なんか 意外というか
いつもと違う景色というか 。
すると 二階堂が
オレの隣に腰掛けた 。
「 ミツ なんか疲れてない？」
その言葉に 一瞬驚いたけど
すぐに 言葉を返した 。
「 あぁ 、昨日大倉と飲んでてさ 。ちょっと飲みすぎちゃったんだよね 」
そう言うと 二階堂が
え！と反応して
「 だから 昨日先帰ったの？」
……と 。
「 え 、だって撮影だけだったじゃん 。撮影終わったら帰るの普通だろ？」
めずらしく 他に予定もなかったんだし 。
けど 二階堂は
わかってない と首を振った 。
「 俺だったら ちゃんとミツのこと待ってたよ 」
…… はぁ？
なーに言って …
「 … あ 、つまりご飯行きたかったわけね 」
そう言うと 目をきらきら輝かせながら
うんうん と何回も頷いた 。
「 だって最近行けてないじゃん！」
その言葉にオレは呆れ笑いした 。
「 1週間前に行ったじゃん 」
そう言っても 二階堂は
足りないね！と言い張る 。
「 …… 2週間前も オレんち泊まりに来たし 」
結局 、二階堂は
足りない と言い続けてた 。
…… まず 、足りないって
どういうことよ？
ってかさ … あ！
「 オレ 、2日前にお前のこと誘ったけど 」
そう言うと 二階堂は
あ … と気まずそうに笑った 。
…… ふは 、素直なヤツ 。
オレはそんな二階堂に
笑いながらも言葉を続けた 。
「 …… けど 、用事あるって断られたんだよなぁ 」
すると 、さっきまで元気よく
言い返してた二階堂が
ごめん… と
申し訳なさそうに笑った 。
…… いや 、別にいいんだけどね
「 だって 聡くんとご飯の約束してたからさ 」
その言葉に 笑みがこぼれた 。
相変わらず
可愛がってるんだなって 。
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みつばち - しょーたむさん» しょーたむさん コメントありがとうございます！しょーたむさんの言葉凄く嬉しいです！しょーたむさんの期待に応えられるようこれからも頑張ります！！本当にコメントありがとうございました！ (2015年12月19日 12時) (
レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
しょーたむ(プロフ) - 北玉のこの小説すごく大好きで、最初からずーっと読ませてもらってます！毎回続きがすごく気になるので更新が楽しみです(^ ^)これからも頑張ってください！応援しています！ (2015年12月6日 10時) (レス) id: 42615a2d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつばちsugar | 作成日時：2015年12月1日 22時
