変な夢 Ki side ページ45
・
「 おー 。1番乗り 」
楽屋に誰もいない状態はなかなか
… というか見たことないから
かなり新鮮だった 。
「 横尾さん来たらびっくりするかもなぁ 」
なんて 笑いながら
いつものソファに座ると
ふと疑問に思った 。
「 いつもは誰が1番乗りなんだろ… 」
考えたことなかったけど
… それこそ 横尾さんかな？
だって 横尾さん
いつも支度早いし…
「 ふあぁ … ねむ 」
いつも寝てるソファだからか
つい あくびが…
ってか 普通に眠い 。
でもさ 、たまちゃん来るかもだし…
そう思いながら ちらっと
時計を見ると
「 え 、まだそんな時間？」
余裕がありそうだったので 。
オレは ごろんっと身体を横にして
ソファに寝転がった 。
「 あぁ … 気持ちぃ 」
少しくらい 寝てもいいよね？
どうせ 、たまちゃんは
もっと後だろうし…
少し失礼なことを考えながら
眠りについた 。
そこで 、オレは
不思議な夢を見たんだ 。
視界が暗くなって少ししたあと
瞼の裏に たまの姿が浮かんで 。
…… 後ろ姿だった 。
オレが
『 たまっ！』
って呼びかけても
たまは どんどん先を進む 。
それが悲しかったのか
寂しかったのか
オレも後を追いながら
『 たま！たま！』
って呼びかけるんだけど…
たまは全然振り向いてくんなくて 。
『 たま！』
やっと追いついて
肩をグイッて引っ張ると
振り返った たまは …
なんていうか 凄く辛そうな顔してて 。
見たことないくらい
切なそうで 悲しそうで
「 …… ん 」
たまの表情が見えた瞬間
ぱっと目が覚めた 。
なに今の …
「 …… 夢か 」
少しホッとしながらも
どこかで まだ…
あの辛そうなたまの顔が
オレの頭の中をよぎってた 。
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みつばち - しょーたむさん» しょーたむさん コメントありがとうございます！しょーたむさんの言葉凄く嬉しいです！しょーたむさんの期待に応えられるようこれからも頑張ります！！本当にコメントありがとうございました！ (2015年12月19日 12時) (
レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
しょーたむ(プロフ) - 北玉のこの小説すごく大好きで、最初からずーっと読ませてもらってます！毎回続きがすごく気になるので更新が楽しみです(^ ^)これからも頑張ってください！応援しています！ (2015年12月6日 10時) (レス) id: 42615a2d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつばちsugar | 作成日時：2015年12月1日 22時
