魅力 Ki side ページ38
・
だから …
「 ホッとすんだよね 、あの空気 。だからぁ … うん オレにとったら癒しかなぁ 」
やっぱり たまちゃんは
オレにとって 癒しで 。
それだけは変わんない
…… 変えたくない 。
今回のことは…
「 …… うまかったな 」
もう 、ちゃんと過去にしよう 。
たまちゃんの良さ語ったら
だんだん 冷静に物事を見れるようになって 。
っていうかさぁ？
…… たま 、キス上手だったなぁ
どこで覚えたんだか あんなの
初対面の時はまだ 何も知らなさそうな
幼い少年だったのになぁ
「 え 、なに？なにがうまかったって？」
と大倉の声に
オレは 何でもない と首を横に振った 。
たまが何であんなことしたのか
オレには分かんない
でも 、もう過ぎたことだし
いつまでも引きずってたって…
たった一瞬の出来事で
たまとの関係性を塗り替えたくない 。
たまちゃんは ずっと
ふわふわしてて
優しくて
…… そう 、それだけでいい
それがオレの知ってる たまなんだから 。
「 なぁ 、人間ってさぁ我慢に限界きたとき壊れんのかな？」
ふと思ったたんだ 。
なんとなく大倉に言うと
大倉は 「 え？ 」と驚いてて 。
オレはそんな大倉を見て
あはは！と笑った 。
「 あー 、おかし 」
もしかしたら 、たまちゃんは
優しいから 優しすぎるから
たまちゃんワールドに
包み込まれてしまうぶん
誰よりも 葛藤とか 悩みを
表にださないから
…… どこかで 限界がきてたのかなって 。
でも 真面目だしシャイだから
ストレス発散方法が分かんなくて
…… で 、キス？
それは … まぁ分かんないけど
悲しそうな顔してたし
どこか辛そうでもあったから
投げやりになってたのかもしんない 。
もはや 筋道が通ってんのかも
分かんないけど
この勝手な推測に
勝手に満足して 納得して
オレは 今日の出来事を
過去のものにした 。
明日 、たまちゃんに会ったら
いつも通り 接しよう 。
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みつばち - しょーたむさん» しょーたむさん コメントありがとうございます！しょーたむさんの言葉凄く嬉しいです！しょーたむさんの期待に応えられるようこれからも頑張ります！！本当にコメントありがとうございました！ (2015年12月19日 12時) (
レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
しょーたむ(プロフ) - 北玉のこの小説すごく大好きで、最初からずーっと読ませてもらってます！毎回続きがすごく気になるので更新が楽しみです(^ ^)これからも頑張ってください！応援しています！ (2015年12月6日 10時) (レス) id: 42615a2d85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みつばちsugar | 作成日時：2015年12月1日 22時
