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忘れもの M side ページ43

「 あれ!?キタミツは?」




驚きのあまり 少し声が
大きくなる 。




そんな俺に対し
ガヤさんと横尾さんは



くすくすと俺を見て笑ってて 。







「 ちょ 、切り替え凄いね 。めっちゃ笑顔で振り向いたのに 次の瞬間もう … 」






そう笑うガヤさんにつられて
俺も思わず笑ってしまったけど



肝心のことを思い出して
横尾さんに再度 聞く 。






「 キタミツは?」




そう聞くと 横尾さんが
「 あぁ 」と口を開いた 。







「 ミツ なんか忘れものしたって 」




……へ?






「 え 、そうなの?」






キタミツは遅刻が多いし
よく寝ているけど



忘れものするイメージがない 。





俺の横で ガヤさんが
「 ふーん 」とつぶやく 。






「 そうそう 。けど話してる突然にだよ?普通に会話してた時にいきなり あ!って 」






その言葉に ガヤさんは
はは …とクールに笑いながら



横尾さんに聞いた 。






「 ちなみに その してた会話の内容はなんだったの? 」






その答えが
俺に焦りを与えた 。






「 え 、普通の話だよ 。今日もよく寝てたねって言うとミツが何で起きれたのか分かんないって…え 、まだ続ける?」





俺もガヤさんも 真剣に横尾さんの
話を聞いてたからか




横尾さんが困惑したように言う 。







「 あー 、あともうちょっとだけ 」







俺が言おうとした言葉を
ガヤさんが代わりに言って



俺は ちょっと驚きながらも
うんうん と頷く 。






「 えっと それで …あぁ 、ミツ覚えてないの?たまが起こしてくれたんだよって言ったら… 」





その言葉に 俺も
多分 ガヤさんも反応した 。






「 え 、で 忘れものしたって?」





そう聞くガヤさんに
横尾さんは小さく頷いた 。







「 …… 俺もちょっと戻るわ!」






ガヤさんは 聞いたあと
普通に横尾さんと歩き続けてたけど




やっぱり 、俺には無理 。






「 …… え!? 」






と驚く横尾さんをあとに
俺は 走り出した






みんなとは真逆の方向へ 。

やっぱり M side→←焦燥 M side



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みつばちsugar(プロフ) - K☆さん» コメントありがとうございます!文章力は全然ですが 、そう言っていただけると嬉しいです!ありがとうございます!更新頑張ります!! (2016年2月10日 8時) (レス) id: 6cdb617c38 (このIDを非表示/違反報告)
K☆ - とっても面白いです(*^_^*)文章力ありますねぇ!更新、頑張ってくださいね♪ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 70a1ce75cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みつばちsugar | 作成日時:2015年11月9日 23時

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