眩しい太陽3 (ページ8)

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次の日の休み

私は1人で買い物に来ている

特に何か買いたいわけではないけれど
ここ数日色々とあったから
気晴らしに………

服を買って、お昼を食べて
都会の街をぶらぶらして……

気づけば夕方になっていて

行きつけであったバーに久々行ってみた

バーテン「あれ！Aさんじゃないですか！
え、久しぶりじゃないですか。もう来てくれないかと思ってましたよ！！！」

「久しぶり。ちょっと忙しすぎて？」

ひろくんと出会ってからはずっと来ていなかった
お気に入りのバー
変わってないな、雰囲気

バーテン「うっそだー、忘れてたんでしょう！？」

「まさかまさか！ていうか正規の店員になれたんだね」

この子は前まではバイトだった子
だけどついに正規店員になれたらしい

バーテン「おかげさまで！店長店長Aさんきた！」

店長「えっ！Aちゃん！？」

そう叫びながら店の奥の個室から勢いよく飛び出してきた店長

「相変わらずお元気で」

店長「もう！心配したんだからいきなりこなくなっちゃうから！」

「ははは」

？「ちょっと店長おれらほったらかし？」

奥の部屋から男性2人が出てきた

店長「ちょ！あんたたちそんな堂々と出て来ちゃダメでしょ」

「あ………」

横尾「Aちゃん」

藤ヶ谷「どうしてこんなところに？」

「あー、えっと…」

まさかこんなところでお二人に会うとは……

店長「え？なに？え？あんたたち知り合いなわけ？」

店長は私とお二人を交互に見ている

横尾「うん」

店長「とりあえず、個室戻りなさい！Aちゃんも中入って！ちょっと私詳しく聞きたいわっ！」

「えっ？わたしも？」

バーテン「えっ！俺も聞きたいんですけど！」

店長「あんたはダメ！カウンターちゃんとしてなさい」

バーテン「ちぇっ……」

「あーまぁ、頑張って？笑」

バーテン「Aさんひどい！」

横尾「あー、Aちゃんなのね」

「え？何か言いました？」

横尾「いや、あのバーテンの子がまだバイトの時
一回だけお酒作ってもらったことあるんだけどね？
その時話聞いたの、俺のお酒を毎回飲んでくれてだんだん上手くなってるねって声かけてくれる常連の女性がいるんですって。それがAちゃんなのかって」

「そんなこと言ってたんですか笑」

店長とも仲良さげだし、バイトの時から知ってるなら
横尾さんと藤ヶ谷さんもなかなかの常連ってことかな

店長「2人とも何やってんのはやく入って！」