眩しい太陽3 (ページ6)

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北山side

楽屋に入ればメンバーが揃っていた

横尾「遅かったね」

二階堂「Aともう話せた？」

北山「うん、昨日話した」

横尾「そっか、よかったよかった」

玉森「その顔からすると良い感じかな？」

北山「うん、一安心、かな？」

すると二階堂が近づいてきて

俺の匂いを嗅ぎ始めた

二階堂「Aの匂いがする」

横尾「会ってくれたんだねAちゃん」

北山「うん、俺が押しかけたんだけどね
ちゃんと話できて、安心して俺寝ちゃったのよ」

二階堂「ま、Aは優しすぎるからな」

千賀「よかったーーー、別れたりしなくて」

この数日間みんなも心配してくれていたみたいで
次々に声をかけてくれる

こいつらと同じグループでよかった

心からそう思えた

収録の後

廊下で色々な方々とすれ違う

「ちょっと北山くん………」

腕を引かれ空いている部屋に連れられた

北山「なんですか」

手を引いた主は

俺と報道が出た女優だった

女優「私本気です、本当に北山くんが好きなんです」

北山「やめてください、ドラマの時は本当にお世話になりました、でもそういうことは……」

女優「でもあの時言ってくれたじゃないですか、すきだって」

北山「あれは、演技もそうだし、あなたの周りに気を配れるところとかを好印象だなと思ったからいっただけで」

女優「そんなの、ひどいです」

北山「すみません失礼します」

女優「私諦めませんから…」

女性への声かけは慎重にしていかないとな、、
こうやって誤解を招くことがあるかもしれない

彼女が俺に好意を抱いているのは薄々気づいていたけど、それには答えられない