眩しい太陽3 (ページ19)

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夜勤を終えて
朝家に帰る。

ちょっとお昼に出かけよう…

腰の痛みが少し残ってるけど、、、、

食事を済ませて少し仮眠を取り

着替えて私は

都内をぶらぶらとしていた

すっかり夜遅くなってしまって
帰ろうとした時

正面から歩いてきたのは

宮田くんと、、、玉森さん

2人とも気付いてないみたいだったから
そのまま通り過ぎたけど

後ろから腕を掴まれた

「えっ？」

宮田「たま！ちょっとなにしてるの！」

玉森「Aちゃん」

宮田「えっ？」

「えと、、こんにちは」

玉森「久しぶりだね」

「はい。あの何で……」

すれ違う瞬間まで気付いてなかったはず………

玉森「匂い。覚えてたから」

「そうですか」

玉森「ねぇ、今から時間ある？ご飯行こうよ」

「えっと………」

予定はなにもないけど……

ひろくんに怒られるよ

宮田「たまやめようよー、きたみつに怒られるって」

玉森「言わなきゃバレないって、ミツ夜中まで撮影あるでしょ？」

夜中まで！？！？

忙しくなるって言ってたけどそんな遅くまで仕事ってあるんだ………

宮田「でもさ……」

「宮田くんも彼女さん、、居るんですよね？」

たしか前にひろくんが言ってた気がする

宮田「あ、うん」

玉森「わかった、じゃあニカ呼ぶからいいよ
宮田は帰れば」

玉森さん……

宮田くんに対する扱いが雑

「でも、、、私帰ります……」

玉森「えー、お願いご飯行こうよ」

宮田「ほら、Aちゃんも帰るって言ってるし…」

玉森「メールするとミツに怒られるし、こーゆー偶然会ったときにご飯行きたいじゃん」

玉森さんの押しに負け
半ば強引にご飯に連れてかれる雰囲気になってしまった

その時後ろから腕を引っ張られた

北山「帰るよ」

玉森「ミツ…」

ひろくん？

宮田「きたみつ、撮影は？」

そんな宮田さんの言葉を無視して
ひろくんは私の腕をひきながら
マンションに向かって歩いている

「ひろくん、、？」

北山「……………」

ひろくんは私の言葉も聞いてくれない………

「ひろくん、、腕、、、いたい……」

私の言葉を聞くと引いていた手が腕から離れて
手を繋ぐかたちにかわった

ひろくんのマンションにつき部屋まで入ると

荒々しくキスをされた

北山「どうして………」

「えっ？」

北山「ごめん何でもない、ただの八つ当たり」

今日のひろくんは少し荒れている