眩しい太陽3 (ページ14)

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ベットに入った時
ドアが開いた音がした

「ひろ、くん？」

体を起こしてドアを見ると
さっきまで寝ていたはずの彼が静かに入ってきて
わたしを抱きしめた

「ベッドで寝る？」

北山「ううん、もう少しこうしてる」

「まだ酔ってる？」

北山「もう酔ってないよ、ただAとくっついてたいだけ」

「ふふふ」

北山「なんで笑うの？」

「やっぱり可愛いとこあるよなって、年上なのに年上じゃないみたい」

北山「A」

「んー？」

北山「好きだよ、大好き」

「わたしも好きだよ？」

北山「ほんと？」

「嘘なんか言わないよ。ひろくん
私離れていったりしないから、心配しないで？」

北山「うん、わかってるんだけど
どうしても不安になるんだよ」

「心配性だなぁ」

北山「俺にはAがいないとダメだから」

「みたいだね、横尾さんが言ってた」

北山「なに、連絡とってんの？」

「違う違う、この前バーであったときに聞いたの」

北山「なんだ、びっくりした」

「もう寝よう？」

北山「うん、でもその前に」

チュッ

ひろくんは軽く私にキスをした

北山「今日はニカたち居たから、、
次泊まりに来る時は、もっとイチャイチャするもんね」

「はいはい」

北山「Aつめたいー」

「そんなことないよ、早くねるよ、おやすみ」

隣のひろくんの寝息が聞こえたころ

私はひろくんの方を向き直って

額にキスをした

「1週間会わないとか言ったの私なのに、すごく会いたかったの、だから今日嬉しかった。私も相当ひろくんのことが好きみたい」

気のせいかもしれないけど、ひろくんと繋いでる手が強く握られた気がした