向日葵 (ページ35)

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STORY.35 ページ35

貴方side

ご飯も食べ終わって紫耀が帰った後

お風呂に入ってしまおうって

お風呂からあがって

そろそろ眠いなあって思いながら

テレビを見てると

電話がなった

誰だろう、妹かなって思ってスマホを見ると

"平野紫耀"

の文字

心臓がドキドキした

いつも普通に話してるけど

好きな人と電話するのって

こんなに緊張するんだ…

貴「はい、もしもし…」

平「ごめん、なんかしてた？」

貴「ううん、テレビ見てた」

平「そっか、良かった」

貴「どうしたの？忘れ物？」

平「いや、そうじゃなくて、
ちょっと…

.

.

声聞きたくなって…」

.

.

さっきとは比べ物にならないぐらい

心臓がばくばくして、

電話越しに聞く声は

いつもとは少し違うくて

どきどきして、

暫く黙り込んでしまっていると

平「A…？」

って紫耀の声がする

貴「ああ、ごめん」

平「大丈夫…？なんかボーってしてるみたいやけど」

貴「ううん、電話で話すのってすごい緊張するね」

平「ふふっそうやね」

貴「紫耀、何してたの？」

平「特になんもしてへんかったよ、」

貴「そっかあ…」

ああそろそろ眠たいなって

瞼が勝手に閉じていく

紫耀がなんか言っているのが聞こえる

私はそのまま意識を手放す

.

平「おやすみ、」