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STORY.25 ページ25

廉side








なんでなん、


なんでこうもきみはあいつを追いかけるん


なんで俺じゃあかんの、




一緒にお昼食べよって

そんな俺の誘いを断ったきみの行き先は

もちろん屋上にいるあいつの所なんやろ









中庭にある自動販売機に

ジュースを買いに行こうと廊下を歩いていた




そしたら前から歩いてくるあいつ、


なんで、

さっきAが屋上行ったはず…









永「紫耀、」


平「…」









紫耀は無視して俺の横を通り過ぎる



Aは、?

屋上に行ったんじゃないん?




そう思い屋上へと向かう









屋上の扉を開けると

案の定1人でお弁当を広げている

Aがいた





永「…A」


貴「廉、」


永「こんなとこで1人で何してんの、」


貴「紫耀とお弁当食べようと思ったんやけど、
紫耀1人でどっか行っちゃった」




そう言ってきみは泣いた


何回目だろう

きみの涙を見るのは


もう涙は見たくない


そう思うのに


きみの涙を止めることが出来るのは









きっと、

俺じゃない、あいつしかいない




そう思った


今俺に出来ることなんて

ほんの少ししかない、









永「あ〜〜もう何泣いてんねん!
はよお弁当食べようや」


貴「そうだね、」




そう言って涙を拭って

お弁当を食べ始めたA、





この2人には今壁がある

俺はその壁を壊す手伝いを

してあげるべきだと、




Aがもう傷つかないようにするには

それしか俺にはできひんなって

そう思った

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ないと - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2017年11月2日 22時) (レス) id: a081d20ce8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KiKiRaRa ゚ | 作成日時:2017年10月17日 19時

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