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STORY.22 ページ22

平野side








最初から間違えやった


俺みたいなやつが

誰かを守ろうなんて、信じようなんて









誰かを好きになるなんて









あいつには廉がお似合い、

俺みたいなんが隣におったところで

Aを幸せになんかできない




もう俺の近くにおったらあかん、

Aは俺の隣におったら傷つく




そう言って突き放さなあかん、




なのに2週間もAから逃げるようなことして

言ってしまったらAとは

もう2度と会うこともないんやろうな、

そう思うと

なかなか屋上にも行けなくて、

2週間家にこもってた、




やっと学校に行った

来るとしてもお昼休みかなって

午前中ずっと考え事をしてた





俺が間違ってた


人を信じようなんて


俺にはそんなことできひん、


結局は離れて行ってしまう


なら今のうちに早く


離れてしまおう









貴「紫耀!!」









後ろからきみの声が聞こえる









これで会うのは最後…か。

そんなことを考えていると









「紫耀…?」









きみが俺の声を呼んでる









あかん、









決めたんや

言わな、









「もう…話しかけんといて」









その声は自分でもびっくりするほど

冷淡だった



もうその後自分が何を言ったのか

Aになんて言われたのかなんて

覚えていなかった

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ないと - 面白いです!更新楽しみにしてます! (2017年11月2日 22時) (レス) id: a081d20ce8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:KiKiRaRa ゚ | 作成日時:2017年10月17日 19時

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