第69話 ページ32
『...ねっむ』
爆｢まだなってんのかよ｣
『多分これはもう一生解けない呪縛みたいな...』
爆｢まだ寝ぼけてんのか｣
『はは、バレた？』
爆｢わかるわ、それくらい｣
ポンポンと頭を撫でられる
いつもどうりの感覚
『子供じゃないんだけどー』
爆｢ガキみてえなもんだろ、お前は｣
『(´・ω・｀)ひどい』
なんてことを話していると13号先生の話が終わる
うわ、やっべ聞いてなかった
13｢以上！ご清聴ありがとうございました｣
麗｢ステキー！｣
飯｢ブラボー！！ブラーボー！！｣
『(やば、マジで眠い)』
みんな盛り上がってるなー なんて思っていると
後ろから気配がする
『!?』
相｢一かたまりになって動くな！！｣
USJに響き渡る相澤先生の声
『(まさか...！！)』
突然の事に、皆は何が起きているか理解出来ていないようで
相｢13号!!生徒を守れ!!!｣
中央の噴水広場に見えるのはあの黒霧さんのゲートらしきもの
そして、そのゲートから出てくる沢山の敵
『(いくら何でも、次の日って...)』
切｢何だアリャ!?また入試ん時みたいな、もう始まってんぞパターン？｣
状況を飲み込めていない切島くんの間の抜けた言葉
相｢動くな、あれは敵だ!!!!｣
遠目にだが見える死柄木さんの姿は
昨日とは違って体中に沢山の手をつけている
『(かっこいい...)』
私たちを守ろうと戦闘態勢に入る相澤先生の背中を見て
『(敵だったらもっとかっこよく見えるのに...)』
なんて、馬鹿なことを思う
爆｢おい、離れんなよ｣
ぐいっ と腕をひかれる
『あ...うん』
隣にはいつもより少しこわばった顔をしたかっちゃんがいて
『(...大丈夫かな？)』
私の腕を掴んでいるかっちゃんの手は少し震えている
『かっちゃん』
爆｢!!!｣
いつものように名前を呼んだだけなのに小さく肩が跳ねる
『(また無理してる...)』
こんな時に私は何かしてあげれるわけじゃない
でも...
『大丈夫、きっとすぐ先生達が来てくれる』
気休め程度の、下手くそな嘘なら
『私たちを助けに来てくれる』
一欠片も望んでいない、小さな希望なら
『だから...安心して、きっと助かるから』
あなたに聞かせてあげられる
『(なんて、思ってないけど...)』
続きます
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ペンドラー(プロフ) - ありがとうございます、そう言って貰えるととても嬉しいです！！ (2019年11月10日 23時) (
レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 注意書などがとても丁寧なので嬉しいです。これからもがんばってください！ 作者さんも小説も大好きです! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - ひるたさん» 何度もすいません！ありがとうございます、直してきました！！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
ひるた - 59話の笑顔をには、をがいらないと思います。すみませんでした！ (2019年11月10日 22時) (レス) id: 5874f3a350 (このIDを非表示/違反報告)
ペンドラー(プロフ) - コメント有難うございます！夢主ちゃん、これがどんどん成長していきますので、暖かい目でみまもってくださると幸いです！ (2018年10月13日 10時) (レス) id: 4520c74fe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペンドラー | 作者ホームページ：
作成日時：2018年8月4日 19時
